リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2017年12月26日 年末の帰省

2017-12-26 16:55:14 | Weblog

 ひとり暮らしの母が年末年始の予定を聞いて来た。毎度の事ながら憂うつな気分。実家に帰りたくない理由はないが、共に帰省するのを好まない夫がいる。それで毎年気分が悪い。分かっているようで分かっていない母。結婚して30数年も経つのだからいい加減理解してよ、と思うがそうはいかない。年老いてひとりで暮らしている母に寂しい思いをさせるのは気の毒、と思い毎年帰省を続けている。しかしこちらも年々年を取る。夫にしても同じこと。あちらは雪山へ出掛けたりもしているので、こちらも勝手気ままに過ごしてきたが今回は珍しく「おせち料理を食べたい」と言い出し面倒な事になった。母には年末の数日間だけ滞在すると伝えた。しかし年末に実家で過ごしていたらおせちを準備する間がない。母にはそれを理解する気はないようで彼女から「手作りするの? 大変ね」とのメッセージが届いた。「年末は帰って来なくていいからそっちでおせち料理作りに専念しなさい」とでも言ってくれたらいいのにー。無理な願いか。元気で暮らす母がいるだけでいいと思えない我が身の小ささを悔む。


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2017年12月25日 映画・メゾン・ド・ヒミコ

2017-12-25 17:41:28 | Weblog

 10数年前に制作されたのだが、古さを感じさせない。柴咲コウさんとオダギリジョーさんが若い! しかもそのハチャメチャぶりが可愛い。主演の田中泯さんは演技はともかく貫録大。その他のゲイ役の人々は知らない人たちでこの人たち本物のゲイ? と思えたり。不思議な映画。どこかに本当にこんな老人ホームがあるのかも知れない。男性だけのホームと言うのは通常だとあり得ないがこの映画を観る限り、案外そんなのもいいかもと思えて来る。もっともこちらは男性ではないから何がいいのかと聞かれても本当のところは分からない。ゲイの世界って複雑そうだものな。みんなで仲良く”また逢う日まで”に合わせてホークダンス風に踊るシーン。ここが特に印象的。オダギリジョーさんのコウさんを見るまなざしが何とも優しいのだ。あんなにも愛おしそうに女性を見る目にはあった事がない。残念ながらー。あのシーンのコウさんが本気で羨ましかった。最近のオダギリジョーさんはやたらに難しい映画に出ていて観る気がしない。もっと単純なラブストーリーものに出て欲しいけれど本人の意図とは異なるのかな。今後の活躍を大いに期待したい!


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2017年12月21日 映画・湯を沸かすほどの熱い愛

2017-12-21 22:09:09 | Weblog

 かつてこれを観た人が「ラストが凄いんだ。風呂の火で✖✖を燃やしてしまうのだから」と言っていた。意味が分からなかったが、鑑賞して理解出来た。前評判は良好で、主演の宮沢りえさんは日本アカデミー賞・主演女優賞も取ったらしい。だけど、どこがそこまで良いのかが分からない。全体的には良く出来ている。見せ場も多いし、なんせ行方不明になった夫がオダギリジョーさんなのでそがこだけでも魅力はあった。悩める女子高生役の杉咲花ちゃんは″トイレのピカタ”同様に上手い。普通の子じゃない役を演じたら一番なのではないかしら。幼女の子役も芝居が上手。花ちゃんの母親が聴覚障碍者だったところも妙にはまっていて違和感なし。ただ、主役の宮沢りえさんだけに違和感大。病死ではない設定は出来なかったのか。余命わずかな状況でないと行方不明夫が帰って来なかっただろうから致し方ないのか。何もあそこで死ななくていい、と思えた。病気になったとしても静養すれば、完治するとの設定は難しかったのかな。もう一つ言えば、エセ旅人の松坂桃李くんも必要だったのか? いないよりはいた方がいい? 取って付けたような登場の仕方、描き方にも違和感があった。そんな意見は私くらいで観た人の多くは感動したー、のか? 監督の意図がイマイチつかめない作品でもやもや感が残った。


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2017年12月20日 角界の暴力問題

2017-12-20 17:17:07 | Weblog

 元横綱日馬富士が貴ノ岩へ放った暴力問題。警察が捜査をしていたのだから、角界の面々が話し合ったところで何の解決にもならないと素人は思うが・・・・。違うのだろうか。しかも常に満場一致で物事を解決して来た人たち。彼らはひとりが意見を言えばそれに直ぐに同意し、問題を解決して来たのではなかったか。審議委員会のメンツも誰がいつどこで選出したのか知らないが、まとまりのない面々。何故そこにあなたが? と聞きたくなるような人も混ざっている。作曲家の都倉俊一さんなんてどうなの? 物凄く場違い感を持ったがご本人はさほどでもないのか。この場合、結論は既に出ていて当人である横綱は責任を取って職を辞したのだからもういいんじゃないの? 委員会では相手の貴ノ花親方の振る舞いについても問題有り(とこちらも満場一致で)結論が出たようだが、この問題はどう決着するのか。こどもの喧嘩のようで極めて幼稚。もっとも角界で生きる人たちは日々そんな状況下で暮らしているという事か。何とも幼い。


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2017年12月19日 死刑執行

2017-12-19 21:11:35 | Weblog

 上川陽子法務大臣が「いずれも身勝手な理由で尊い人命を奪った極めて残忍な事案。慎重な検討を加えて死刑執行を命令したと述べ、犯行時に少年だった事案を含む2件に死刑が執行された。事件当時19歳だった少年が千葉県市川市の一家4人を殺害した事件。一度に4人を殺害する残忍さに驚かされた。その際、怪我を負い命は助かったものの家族全員を奪われたもうひとりの被害者の気持ち、その後の人生はどんなだったのか。想像を絶する。25年の歳月が流れ、それでも犯人である少年は生き続けていた。毎度疑問に思うのは死刑が確定した後も生き延びる死刑囚たちの存在。今回は再審請求中でもあったとは聞くがそれもどうなの? 数年前の事件なら分かるが2件とも20年以上が経過している。早々に事を進めないのには理由があるのか? テキパキと事を進め、無駄飯食いのないようにして欲しいと願うのは悪しき事なのか?


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