スポット、と呼ばれる１日だけのバイトに借り出された。急遽人の手が必要になったらしく派遣会社から一作日連絡が入り、今日の就業となった。朝８時集合。これも私にとっては早朝に近い時間帯と言える。眠さをこらえて集合場所に向かう。おばさんたちが集合しているもの、と思い込んでいたらそーでもなく。室内で座っての単純作業なので服装も自由、ジーンズもＯＫと聞いていた。しかし、待ち合わせ場所にいたのは黒スラックスに白ワイシャツの若手会社員風の男性多し。なんだこれー、間違ってきちゃったのか。しばらくすると同年代のおばさんたちも数名加わった。後で分かったが急な話だったので人材を確保出来ず、派遣会社内の社員も動員したらしい。さて、問題の単純作業。株式総会に向けての下地準備だったのだが、きちんと出来ていない物が仕上がり（何がかは省く）やり直し作業をする事に。いかに単純作業でもなめてかかったらとんでもない事になる。しかも派遣で働くと個人でではなく、全体として評価されるので（雇い主の会社に）たまったものではない。スポットの仕事だし次はなくてもしゃーないなーとは思うが、朝早くから頑張って出かけた身にはやりきれない日となった。仕事をなめてかかっては駄目。当たり前の事が出来ない奴、人に迷惑をかけても謝らない奴、気が付いたら直した方が身の為だよー。って言うか気づけよ！
ドッカーンとどでかい噴火が起きた。国内とは言え遠い鹿児島の島での出来事、と遠巻きに見ていられる自分の幸せ。現地の人たちは大変な思いで避難しているのだろう。あちこちで起こる想像を絶する自然の力。なす術もなく動向を見守るしかない。政府も出来うる限りの事をする、と官房長官が話していたが出来る事って何？ 人命を守り、被害拡大を防ぐ事には違いないのだが敢えて言われると噓くさく聞こえる。捉える側が素直じゃないから？ でもいつもいつも政府や国の対応は後手後手。分かっている情報すら教えてくれない事もあるようだし。あなた達の言っている事は信じられない、と災害の度に思う。人命が第一、と言うのなら自衛隊の海外派遣も控えるべきではないのか。派遣された自衛隊員の自殺率の高さを聞いたがそれについて安倍総理はどう感じているのか。国防の前に人命。人の命に対しての思いが人並み以下？ と感じられる言動が多くそんなところからも不信感を抱く。自然災害から話がやや飛躍したが今回の噴火からそんな事を考えた。
昭和時代の邦画をたて続けに観た。そこで感じたのは女優たちの色気と美しさ。今の女優たちも綺麗でスタイルの良い人は多い。けれど妖艶さには欠けるのではないか。演技力の差によるところも大きいのか小川真由美さんや宮下順子さん、梶芽衣子さん、江波杏子さん、太地喜和子さんなど綺麗なだけでは出せない見せ場を持っていてそれに圧倒させられた。彼女らのような女優って今はいない。ちやほやされてただ可愛いだけで女優となっているから？ なのか。昨夜は久々に（初回だけは期待して見たけれどつまらなくて見なくなった）ドラマを見ようとテレビをつけた。こっちの感覚がおかしくなったのかやはりつまらなくて数分で切った。よくあんなのを放送しているな、と言いたいほどそれは酷かった。映画とドラマでは演じ方も違うしキャスティングも異なるから比べる方が無理って事？ しかしテレビドラマってくだらなくなったね。見ている側もくだらない人間ばかりだからあの程度でいいのか。どんどん駄目になって行くこの国が心配。
本屋さんたちの多くが推薦する名作、と売り場コピーにあったのでどんなものかと手に取り面白そうだったので購入。しかし机の上に置きっぱなしになっていてなかなか読み始めなかった。買ってから半年も経ってから、通勤の電車内でちょこちょこ読んだ。後半は特に良かったので一気に進んだ。人形浄瑠璃・文楽を若者が極めようとしつつ、恋愛問題も絡んで興味をそそられた。三浦さんっていつも（それは私が目にする作品に限るのかも知れないが）若い男性が主人公なのにその心理を上手く表現している。女性なのに何故？ と不思議に思う。モデルがあっての事？ 或いは実体験なのか。読み手を楽しませてくれるのだからどちらでもいいけどね。昨年の林業男子を扱った”ＷＯＯＤ ＪＯＢ”のように映画化してくれたらいいな。それを望むファンは多いと思うよ。出来るならまたしてもの染谷くん主演でお願いします！
噓くさい名前だな、”安全保障関連法案”って。何を言いたいのか国民には分からないし敢えて分かり難くしているの？ と感じる。それなのに強引に推し進める政府のやり方には納得がいかない。だとしても誰にこの不満を打ち明けたらいいのか。術なし。安倍政権が早期に成立を目指しているのはどこまでの話なのか。曖昧なままに話を進め、説明がないまま彼らにとって好まれる方向に物事が運ばれて行く。政府の働き方に誰も公な疑問をぶつけはしないが本当にこのままでいいのか。危ういなぁー。政権交代はしばらく望めない状況ではあるが、どこかで何かを壊さないとこの国の行く末はとんでもない事になる。分かっていながら手出しが出来ず。老い先短いからどーでもいいか、と諦めるな。気持ちひとつで流れは変わる。そこに期待を込めたいが、さて。
