リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2007年5月31日 宮本延春 

2007-05-31 20:45:23 | Weblog
 「先生はいじめられっ子だった」と副題のついた本、「未来のきみが待つ場所へ」が大そうな売れ行きらしい。その著者、宮本延春さんってどんな人なのだろう。家庭環境に恵まれず、16歳で母親を18歳で父親を亡くし一人っ子だった為天涯孤独の状態に。加えて、小学校2年生の頃からクラスメートのいじめにあい何ともしんどい時間を過ごして大人になった。その後ひょんな事から物理学に目覚めて独学で受験勉強をし、定時制高校から名古屋大学の物理学科に進学。更に大学院にも進んだらしい。現在は母校の全日制の高校の数学科の教師をされている。変わった経歴の持ち主。それに相当な努力家。並大抵の努力ではここまで来れない。何とも凄い。著書はまだ手にとっていないが、生きる力を届ける言葉って一体っどんな言葉なのか。今の子ども達にその言葉は果たして届くのか。興味をそそられる。

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2007年5月30日 河瀬直美監督 

2007-05-30 20:37:09 | Weblog
 カンヌ映画祭で素晴らしい賞に輝いた作品を拝見。良くは分からなかった。監督の意図がつかめない。それにカンヌに出す事を前提に作ったかの様な、いかにも日本人的な部分。こんなところに私は嫌悪感すら持ってしまった。綺麗な心を失って早ウン年。こんな状況下でこの映画を鑑賞する事自体間違っているのかも知れないけれど。言いたい事がまずつかめないし、ドキュメンタリー風に何となく流す感じのカメラ使いも気に入らない。終いには、演技をしているのかいないのか理解不能の主人公の動きにもさめて行った。たぶん監督によって計算し尽された画面。そこには何の芸術もない。だからつまらないのだ。それに、監督自身がやたら胸元のあいた服を着て、インタビューに答えたり、パーティーに着物で着飾って出かけたり。そんな中途半端な行動が気にさわるのかも。監督だったらそれらしく振舞いな。そこらへんの彼女の覚悟のなさに辟易しているのだが、こっちがおかしいのか?

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2007年5月29日  マイライフ・アズ・ア・ドッグ

2007-05-29 19:28:45 | Weblog
 昨夜BSでスウェーデン映画を見た。1985年制作だったけれど何だか新鮮だった。10歳くらいの少年が主人公。母親が病に倒れ、家族がバラバラになる。4,5歳年上の兄や父親と離れ、主人公の少年は母親の弟である叔父さんの家に引き取られる。家にいる時に可愛がっていた犬の事がとても気がかりな少年。ただし世話になる身で犬まで飼って欲しいとは言い出せない。少年自身も生きることにたけていて、犬以外にも生きがいを得ていく。しばらくは犬の存在すら忘れていたかの様に生き生きと過ごす日々。母親の様態が安定した時期にはいったん家に帰る兄弟。兄もまた母親の事を思うあまりに精神的に不安定さが見受けられる。10歳と14,5歳の違いか? 淡々と日々は過ぎいよいよ母親の具合が悪くなる。弟は前向きにクリスマスプレゼントの心配をするが、現実的な兄は母の死が真近に迫った事に衝撃を受ける。結末は何も用意されていない。異様な振る舞いも街の芸術家や屋根修理に忙しいオヤジの変な行動にその他大勢の街の人々が右往左往するだけ。けれど、何だか良い。こんな風に日常の中に少しの変化をもたらす面白い要素。これを散りばめつつ作品って仕上げるものなのだ、と思った。頑張りたいっ!
 

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2007年5月28日 松岡農水相

2007-05-28 20:41:32 | Weblog
 いろんな事がはっきりしないまま、亡くなった松岡さん。ご本人は悩みに悩んで出した結論なのでしょうが、納得がいかない。死んだらそれでおしまい、って訳にはいかないんじゃないのか? 地元の熊本あたりでの町の人々へのインタビューでも「気の毒なことだ」「ここまで悩んでいらしたなんて・・・・」などと同情的な意見が大半を占めていた。けれど、それはおかしい。悩む原因を作ったのは誰なんだい。あなた自身じゃありませんか。悪さしてその後始末をつけたってだけの事なんじゃないの。どっか違うのか。死んだ人の事を悪く言うもんじゃないけれど、この選択は間違っている。ご冥福をお祈り致しますが、それで良しにはならないと思うよ私は。 

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2007年5月27日 はしか大流行

2007-05-27 20:28:26 | Weblog
 何だって今頃? の勢いで流行っているはしか。しかも幼児ではなく大学生の間で。思い起こせば我が息子ふたりもはしか未経験。私が子どもだった頃、はしかは幼児期にかかるのが普通だった。けれど、予防接種が浸透した後は注射のおかげではしかにかかる子は激減。なのに何故今になってこんな状況なのか。TVのニュースも新聞もはっきりとした事を伝えてはくれない。個人的にはあの時期、新しい予防注射「MMR]とやらが出来て、それがやや副作用のある注射だった為にもうひとつ浸透しなかった。だから予防注射を受けていない人が多いのではないか。我が子は副作用を恐れて新三種混合のMMRは受けなかったが、別々に三種混合の注射を受けている。そんな人も多くいる筈だが・・・・。それにしても役所の不手際をかばったかの様に、新三種混合の話を持ち出さない事に対して納得がいかない。正直に真実を伝えるべきじゃないのか。そのせいで大学が休校にまでなっているのだから。その義務はあると思うよ、安倍さん、どうなの? きちんと説明してよ。

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