大晦日が舞台のしっちゃかめっちゃかストーリーの映画を見た。結構ヒットしていたと思うので気になって見たのだけれど、期待はずれ。どうにかしてくれよって言う位。いろんなスターさんが入れ替わりで、出ては来るんだけど盛り上がりがない。精神分裂ってこんな事をさすのかい、もしかして。面白いところは部分的にはあった。オダギリジョーのにじり足とか、役所さんの鹿の被り物姿もうけた。けど、断片的なおかしさでまとまった面白味には至らない。あの映画がヒットしたってのは、ガセでしょ間違いなく。三谷さんは脚本を書いていらっしゃればそれで良い。他には何にも望みません。ご本人もそこに早いとこ落ち着いてくれないものかしら。年末にこんな事を祈願する自分が情けないが、まっそんな事で今年も暮れます。来年は今年以上に良い年であります様に。そんな欲はかいちゃいかんかな。今年の様に無事過ごせます様にっ、と。
今朝、故郷の北海道に帰ったディープ。これから新しい毎日が始まる。競走馬としてあれだけ楽しそうに走っていたのに・・・・大丈夫なんだろうか。他人事ながら気になる。種牡馬ってどうなの。本人にしてみたら、言いたい事がいっぱいあるでしょうに。何も言い返せないわけで。周りの人達にしても代わりに言ってあげるわけにもいかないでしょうし。分かっていてもこれからの道はこれしかないのだから、仕方がないよね。レースを降りたら生きる道を絶たれる馬たちが殆どなのでしょうから、それを思えば彼は特別の存在って事がよく分かる。しかも種付け代が、半端じゃない額。このやりとりもどんな仕組みなのか全く理解し難い。ディープにとっちゃそんなの何の関係もないしね。子どもたちの活躍って期待して良いのだろうか。父を越える存在になるのか。なって欲しい様な、なって欲しくない様な。そこまで可愛い馬だよね、ディープって。
ちょっと寒くなった。それを待ちわびていていたかの様に、おとといの夜ダンナが雪山へ。凍った道も大丈夫な新車まで購入しての取り組み。この冬は気合が違う。いつまで頑張れるかも分からないしね。必死なんでしょう彼も。車内は仮眠が出来る様に後部座席を取っ払い、マットレスを敷き枕と掛け布団も準備。昨夜の寝心地はどうだったんでしょうか。風邪ひいてないかな。さて、今日は彼のジュニアがワンゲルの冬合宿に出発。行き先は異なるけれど、素人目には雪山なんて皆同じ。無事に帰る事を祈るだけだ。それにしてもあの子が雪山に行く様になるなんてなあ。スキーを始めた幼少期から想像はついたものの、心配の種は増えるばかり。いい加減にしてくれいっ。
数日前に初めて、韓国映画を見た。テレビで。２００４年公開の結構ヒットしたらしい作品。セカ中の様なお涙頂戴ものが大嫌いな私は、前評判を聞いて見る気が半減。そう思いつつ見た。いやーっ素晴らしかった。内容もさる事ながら、主演のチョン・ウソンがいい。カッコイイ。このところ全然ピンと来る人がおらんかったけれど、久々のヒット。こんなに素敵な人がいたんだと、感激。まっ、役の上での話ですけれど。あんまり好きじゃない谷原章介さんの声優ぶりも凄く良かった。彼はもしかして声優の方が向いているんじゃないかと、思えるほど。渋くて響く声。相手役の小西真奈美ちゃんは、もひとつで彼女は女優の方が良い。そんな事はともかく、この映画は秀作と呼ばれるにふさわしいものだった。見ておいて良かった。素直にそう思った。
ウーパールーパーこと、ロナウジーニョのバルセロナは、結局勝てなかった。何でっと思う。頑張ってここまで来たのになぁ。こんな落ちが待っていたなんて想像してなかったよね。それにしてもさっ、素人目に見ても、インテルの方が動きが断然良かった。ダンナに言わせると、前の試合はこんなじゃなかったそうで。もっと伸び伸びと活発に動いていたらしい。勝ちを意識して自滅してしまったって事なんでしょうか。何とも情けない話です。あのバルセロナが、と思うよね。勝ちを意識しなければちゃんと勝ったのでしょうから。まっ、勝負ってそんなもんかも知れないね。だから面白いのですから。バルセロナの選手たちにしてみたらそんな一言では片付けられない問題でしょうけれど。
