リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2014年10月30日 サンフランシスコ・ジャイアンツ

2014-10-30 13:34:42 | Weblog
 3勝ずつで最後の戦いに臨んだ、ワールドシリーズ。最初こそ点が入ったが途中からは互いに譲らず2対3の1点差のまま。ジャイアンツは3日前にも完璧なピッチングをしたバムガーナーがこれまた完璧な投げっぷりを披露。9回裏2アウトのここぞの場面でロイヤルズもヒットを放ち、逆転かと思われたがゲームはそこまで。ロイヤルズの地での優勝の為、観客もまるで盛り上がらずの終わり方。でもMVPを受賞したバムガーナーは素人目に見ても凄かった。大役を果たしたのに相変わらずのポーカーフェイスなのもカッコ良かった。それと比べるのもなんだけれど、出場した唯一の日本人青木選手のカッコ悪さ。試合終了後のインタビューもつまらない返答しかなく、試合中でも良いところがなかった。一番後悔しているのは本人だろうからこれ以上は言わないが、勿体ないなー。あれだけの舞台に立ったのだから自分自身が納得のいく試合をして欲しかった。過ぎた事を言っても始まらないか。ジャイアンツのポージーとバムガーナーのバッテリーは来シーズンも有りなのかな。また見たいし、楽しませてくれてありがとう! と言いたい。

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2014年10月29日 父の3回忌・後

2014-10-29 21:41:11 | Weblog
 85歳の母は父亡き後、ひとり暮らしをしている。寂しい、辛いなどの愚痴は一切ない。我慢強い性質なので弱音ははかないとは思ってはいたが、このままでいいのか否かの判断に苦しむ。放っておいても何とか成るだろうし成るようにしか成らないと常々感じているこちらとしたら、どうなっても構わないとも思えるのだが、本当にそれでいいのかと自問自答の日々。高齢の親にはその後の生活についての判断がもしかしたら危ういものがあるのかもしれない。ここまで来るとそんな気も少しする。ただ、本人が出来るだけこのままの生活を、と望まれると何も言えないところもあり。これからの我が身を思い、息子たちに負担の少ない生き方はどんなもの? と答えを追求する日々が続く。

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2014年10月28日 御嶽山噴火・ひと月

2014-10-28 21:31:58 | Weblog
 昨日で御嶽山噴火からひと月が経った。新聞やテレビのニュースではこれでもかと言うくらいに報道された。関係者の人たちにとっては長く辛いひと月だっただろう。今なお行方不明の家族たちにとっての心痛は大変なものに違いない。そんな中、目を引いたのは噴火に遭いながら命が助かった人たちの証言。その時どこにいてどんな行動をとったのか。山岳ガイドや山岳写真家、山小屋に従事する人たちは山の専門家なので彼らがそれらを語るのは使命感がそうさせたのかな、と思う。しかし、一般の登山者たちがそれらを語るには相当の勇気がいった事だろう。共に行動していながら生き残った(身内を亡くした人からするとこの表現になる)者が何を言うか、と思う遺族もいるだろうし、当時を思い出し苦しい気分になるのは間違いないのだから辛い証言だ。この先も彼らはそれに苦しみながら生きていく。逃げ方や居た場所など本人の意思のみならず、運良く助かった場合も多いのだろうし。自然災害とはそういうもの。何時どこで何が起こるか分からない。東京と言う逃げ場のない場に住んでいるとその怖さをヒシヒシと感じる。

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2014年10月27日 投手の役割

2014-10-27 15:35:31 | Weblog
 昨日、今日とテレビでの野球観戦が続いている。昨夜はどちらかと言えば応援している(特にファンの球団を持たないので)阪神がなんで? と不思議なくらいソフトバンクの若手ピッチャー・武田翔太選手を打ち崩せず負けた。言うたらなんですがそんなに大した球を投げる風にも見えなかったのに皆、打てない。ランナーすらなかなか出せない状況で。よもやのノーヒットノーランで終わるんかいな、と思っていたら少しヒットが出た。それにしても武田投手の時折見せる笑みが何とも不気味だった。高卒後にプロ入りしてまだ3年。肝が据わっていると言うのか精神力が逞しいのか、これからが楽しみな人だと思う。これまで存在すら知らなかったので驚かされた。今日のワールドシリーズの対戦はジャイアンツとロイヤルズ。共に2勝で迎えた5戦目。エース対決との事で序盤から見応えのある試合。早々に地元・ジャイアンツが得点し正に波に乗った。テレビで見ているだけで地元応援の凄まじさが伝わってきた。ジャイアンツエースのバムガーナーは得点を与えず完璧なピッチング。勝利後も笑みもこぼさず、表情は初めから終わりまで変わらないように見えた。野球の勝利はやはり投手次第なのだな、と思わされた試合だった。

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2014年10月25日 結婚式と葬式

2014-10-25 17:43:23 | Weblog
 2年前の今日は父の葬式の日。同じく59年前は彼らの結婚式の日だった。人生において大きな式典が同じ日だなんて、と2年間に感じたが今日もまた同じ事を思う。親戚一同が集まり、祝いの言葉を交わした59年後に似通った面子で悲しみの言葉を言い合うなんて誰が想像しただろう。母は好きだった10月が嫌いな月になったと口にした。3回忌法要がすみ、2年が早かったと私自身は思ったが母にとってのこの2年間は苦しみ以外のなにものでもない日々だったのかも知れない。長い時間、寄り添い生きてきた相手がいなくなる事の悲しさは経験した者でないと分からない。いずれ私にかダンナにか、どちらかにその時が来る。なんの覚悟も出来やしないが、その日が近づいて来ているのだなと感じる。若い時分には考えも及ばなかった事に考えが至るようになった。それが老いるって事なのだろうなー。

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