子どもの行為が原因で起きた事故について、最高裁が親の賠償責任を限定する判断を示した。2004年、愛媛県今治市の小学校の校庭から出てきたサッカーボールをバイクに乗った80代男性が避けようとして転倒し1年半後に死亡。悪気はなかったにしろ、相手が亡くなった事で遺族は約5千万円の賠償金を請求。命に値段は付けられない、とは思うが80代に5千万円ってのも凄い請求のようにも思える。遺族にしてみたらそれでも少ない額なのかもしれないけれど・・・・。加害者となったのは当時11歳の少年。今回の判決に関して、両親と共にコメントが寄せられていたが随分と長く感じられた11年間だった事だろう。人生の半分をこの裁判に関わりながら生きてきたのだし。それが彼の運命だったにしても大変な人生を過ごしている。彼がどんな人物なのかは分からないが、生きる範囲が限られているようで何とも言い難い。我が家にも同じ様な事故を起こす可能性のある息子たちがいたが、よくここまで無事に来られたものだと改めて思う。彼以外の誰もが加害者になる危険性をいつでも持っている。この判決によって救われる人は案外多いのではないか。もっとも、逆の立場になったらこんな悠長な事を言ってはいられないよな。人間って勝手な生き物。
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