スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

サウジカップデー&入場

2022-02-27 19:28:15 | 海外競馬
 日本時間で昨日の夜から今日の未明にかけてサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われたサウジカップデーに12頭の日本馬が遠征しました。
 ネオムターフカップGⅢ芝2100m。オーソリティは発馬後少ししてから先頭に。そのまま手応えよく逃げて直線に。直線もその手応えのまま,危なげなく楽に逃げ切って優勝しました。
 優勝したオーソリティは前々走のアルゼンチン共和国杯以来の勝利で重賞4勝目。父はオルフェーヴル。母の父はシンボリクリスエス。祖母がシーザリオで曾祖母がキロフプリミエール
 日本馬による海外重賞制覇は香港カップ以来。このブログでいうところの重賞でサウジアラビアのレースに出走したのはこの馬が初になります。騎乗したクリストフ・ルメール騎手は2019年のドバイターフ以来の日本馬に騎乗しての海外重賞4勝目。管理している木村哲也調教師は海外重賞初制覇。
 1351ターフスプリントGⅢ芝1351m。ソングラインは馬群の中の6番手あたり。ラウダシオンは後方3番手の外。エントシャイデンは初めは前に行こうとしたものの徐々に位置取りを下げていき,直線に入るところでは後方2番手という位置。ソングラインは前にいた4頭の外に出すと,前にいっていた馬のうちの1頭と,後ろから追ってきた1頭の3頭で競り合っての優勝争い。真ん中から内の馬を差し,外の馬は凌いで優勝。ラウダシオンはかなり外から追い込んできたものの優勝争いには加われず4着。エントシャイデンは12着でした。
 優勝したソングラインは富士ステークス以来の勝利で重賞2勝目。父はキズナ。母の父はシンボリクリスエス。祖母の父はアグネスタキオン。3代母はソニンク。祖母の3つ下の半弟が2011年にエルムステークス,2012年にダイオライト記念,2013年に浦和記念,2014年に佐賀記念を勝ったランフォルセで5つ下の全弟が2011年にアーリントンカップ,2013年にカペラステークス,2014年に東京スプリントさきたま杯東京盃,2015年にさきたま杯を勝ったノーザンリバー
 騎乗したクリストフ・ルメール騎手はネオムターフカップに続く日本馬に騎乗しての海外重賞5勝目。管理している林徹調教師は海外重賞初勝利。
 レッドシーターフハンデキャップGⅢ芝3000m。ステイフーリッシュは逃げの手を選択。直線部分では後ろとの差が詰まり,コーナーでは開くという形で周回。よい手応えのまま最後の直線に向かうと,後ろを寄せ付けることなく逃げ切って優勝。
 優勝したステイフーリッシュは2018年の京都新聞杯以来となる重賞2勝目。父はステイゴールド。母の父はキングカメハメハ。祖母がシルバーレーン。母の12歳上の半兄がブラックホークでふたつ上の半姉が2007年にNHKマイルカップを勝ったピンクカメオ
                                        
 騎乗したクリストフ・ルメール騎手は1351ターフスプリントに続く日本馬に騎乗しての海外重賞6勝目。管理している矢作芳人調教師は香港カップ以来の海外重賞7勝目。
 サウジダービーGⅢダート1600m。コンシリエーレは3頭雁行の真ん中からいったん下げて外に出ての3番手,セキフウは9番手を追走。2番手の馬が直線で抜け出すと,コンシリエーレが外の馬と競り合いながらそれを追う直線の攻防。外の馬は振り切りましたが前には追い付かず,3着。セキフウは直線で大外から猛追。2番手になっていたコンシリエーレは差したものの勝ち馬には届かず,2着。
 リヤドダートスプリントGⅢダート1200m。ダンシングプリンスが逃げ,コパノキッキングは内目の6番手。チェーンオブラブは後方4番手の外からのレース。逃げたダンシングプリンスは直線に入ったところで2番手以下を離していき,最後まで差し馬を寄せ付けずに圧勝。チェーンオブラブは外の馬に進路を塞がれそうなところを踏ん張って大外から伸びて3着。直線に入ってからやや外に持ち出したコパノキッキングはチェーンオブラブに僅かに差されての4着。
 優勝したダンシングプリンスは前走のカペラステークスからの連勝で重賞2勝目。父は2012年にアイビスサマーダッシュとキーンランドカップ,2013年に函館スプリントステークスに勝ったパドトロワ。母の父はバブルガムフェロー。母の3つ上の半兄がデュランダル
 騎乗したクリストフ・ルメール騎手はレッドシーターフハンデキャップに続いて日本馬に騎乗しての海外重賞7勝目。管理している宮田敬介調教師は海外重賞初勝利。
 サウジカップGⅠダート1800m。テーオーケインズが2列目の真ん中,マルシュロレーヌが3列目の外目からのレース。テーオーケインズは押しながらついていくレースで,コーナーで脱落し8着。マルシュロレーヌは前の馬群の中に突っ込んでいこうとしましたがさほどの脚は残ってなく6着でした。

 接種会場については本牧とだけいっておきましたが,具体的には本牧地区センターというところです。これは妹が以前に通っていたところの近くなので,場所も知っていました。予約は時間も指定されていて,午後2時です。僕は会場までは歩いていきました。これは糖尿病の運動療法のひとつとしてのウォーキングを兼ねてです。運動療法というのは治療のひとつですから,少なくとも糖尿病の患者にとっては不要不急の外出とはいえません。とはいえ,これも以前に書いたことがあったかと思いますが,僕は新型コロナウイルスが流行しだしてからは,ウォーキングのためのウォーキング,たとえば散歩のような行為はほとんどしなくなり,何らかの必要な外出に合わせて歩くようになりました。このときに会場まで徒歩で行ったのも,そのひとつです。なお,帰りはバスを使いました。これは接種後は激しい運動は控えなければならなかったことがひとつの理由で,もうひとつは当然ながらバスを利用した方が短時間で帰宅することができるからです。ひとつめの理由は,歩くことなどは激しい運動とはいえないでしょうから付随的なものです。ですからより重要だったのはふたつめで,やはり副反応を発症する可能性というのを考慮しておけば,少しでも早く家に帰るというのはベターな選択だと思えました。
 会場に到着したのは午後1時40分くらいでした。会場に入ってすぐのエントランスホールにパイプ椅子が並べてあり,そこで待機していました。接種会場に入室したのは午後1時50分ごろです。会場は縦長で,両サイドにバスケットゴールが設置されていましたから,普段は体育館として利用されているところだったと思います。これで広さも想像がつくかと思います。ここにもパイプ椅子が並べてあり,そこに座って詳しい説明を受けました。詳しいといっても話すことは限られていますから,およそ5分後には受付が開始になりました。受付を済ませると別の場所で整理券を受け取り,事前に記入しておいた問診票をチェックされました。この後でまた,整理券の番号で呼ばれるまでの間は,接種場所の前に並べてあったパイプ椅子に座って待機していました。
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