スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

農林水産大臣賞典浦和記念&1索の所在

2021-11-23 19:02:04 | 地方競馬
 第42回浦和記念
 ナラが好ダッシュ。内からメイショウカズサとメイショウダジンが並んで上がっていき,3番手にアメリカンフェイスで4番手にヴェルテックス。2馬身差でタービランス。その後ろにチェスナットコートと控えたナラ。この後ろは5馬身差でヒロブレイブ。1馬身半差でウェスタールンド。5馬身差の最後尾にメイショウタイホウという隊列で発馬後の向正面を通過。1周目の正面に入るところではメイショウカズサが単独の逃げとなり,メイショウダジンが2番手。3番手にヴェルテックスとアメリカンフェイス。タービランスもすぐ後ろの5番手となり,6番手以降が離れました。前半の1000mは63秒9のスローペース。
 2周目の向正面に入るところからアメリカンフェイスが外から上昇し,一時的にメイショウカズサ,メイショウダジン,アメリカンフェイスの3頭が雁行に。しかし3コーナーに入るところからまたメイショウカズサが抜け出し,メイショウダジンとアメリカンフェイスは脱落。内を回ったヴェルテックスが2番手に上がり,ヴェルテックスを追って内を回ったタービランスが3番手。外から捲り上げてきたのがウェスタールンドで4頭の争いに。しかし逃げたメイショウカズサには余裕があり,直線ではむしろ差を広げ,鮮やかに逃げ切って優勝。ヴェルテックスと直線でヴェルテックスの外に出したタービランスの競り合いは激戦でしたが,外のタービランスが競り落として2馬身差の2着。ヴェルテックスが半馬身差の3着で外を回ったウェスタールンドは2馬身差で4着。
 優勝したメイショウカズサ白山大賞典からの連勝で重賞3勝目。今日のメンバーでは明らかに実績で上位でしたので,順当な優勝といえそうです。この内容だとまだトップクラスが相手では厳しいという感じはしますが,上積みは見込むことができる馬だと思います。父は2008年にピーターパンステークスを勝ったカジノドライヴ
                                        
 騎乗した川田将雅騎手は第41回からの連覇で浦和記念2勝目。管理している安達昭夫調教師は浦和記念初勝利。

 1索の所在に関してはもうひとつ,確実に認識できることがあります。それは,アベマズの手の中に1索は1枚も含まれていないということです。これは役の関係から,アベマズは1索を使うときわめて得点を獲得しにくくなるということ,したがって,1索がアベマズの手の中にあれば,先んじて捨てられる牌であるということから認識できますし,また,アベマズが手の中から2索と3索をセットで捨てているということからも認識できます。テンパイが必須のアベマズが,1索,2索,3索と持っていて,2索と3索を捨てることはあり得ないからです。つまり,残り2枚の1索は,まだ引かれていない山の中にあるかほかのプレイヤーの手の中にあるかのどちらかだと近藤は理解するわけですが,アベマズの手の中にはないので,ほかのプレイヤーに手の中にあるというのは,パイレーツの手の中にあるか,サクラナイツの手の中にあるかのどちらかであるという認識cognitioと同一です。
 次に,この場面では,4枚の2索と4枚の3索は,そのすべてが捨てられています。したがって,手の中に2索と3索をセットで持っているプレイヤーがいないということは,近藤に限らず,すべてのプレイヤーが確実に認識できることです。ところで,2索と3索をセットで持っていないなら1索というのは使いにくい牌であるということになります。近藤が予測しているパイレーツの役のうちには,1索が1枚のテンパイ,つまりその1索だけを待っているテンパイになっているという可能性も含まれていますが,その形のテンパイというのは,待っている牌が1枚だけですから,得点を獲得することが困難になります。よって,最初からそのテンパイを目指すということは普通はありません。なので,1索が1枚だけ孤立しているという場合は,捨てられるケースが多くなります。よって,残り2枚の1索が他のプレイヤーの手の中にある場合は,2枚がセットで含まれている可能性が高いです。他面からいえば,アベマズの手の中に1索はないので,パイレーツかサクラナイツの手の中にあるのですが,その2チームがそれぞれ1枚ずつを持っているという可能性はきわめて低いといえるのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする