スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

女流王位戦&家の維持

2020-03-04 19:12:13 | 将棋
 2日に指された第31期女流王位戦挑戦者決定戦。公式戦の対戦成績は伊藤沙恵女流三段が4勝,加藤桃子女流三段が8勝。持将棋が1局。これはNHK杯の女流予選の2局を含みます。
 振駒で加藤三段が先手となり伊藤三段のうそ矢倉。先手が強襲をかける将棋でした。
                                        
 後手が歩を突いた局面。角を引いて4四に銀を上がるというのが相場の展開。ですが事前に2四に歩を垂らしておいたのが先手の狙いで,いきなり☗9一角成☖同飛☗2三香と打っていきました。
 ここは☖9二飛か☖2一歩の二者択一。実戦は☖2一歩でしたが,☖9二飛も有力な変化でした。
 先手は☗2二香成☖同歩として☗5二銀の角金両取り。ここで☖9二飛と指したのは角を見捨てる驚くべき手。最善は☖4二王で,それなら受けきることができたようです。先手はもちろん☗5一銀成。この時点で先手の銀得という変化になり,強襲は成功したといえそうです。ここから☖7三角☗5二角と進みました。
                                        
 ここで☖2五香と打ったのが敗着に。☗4一成銀☖2一王☗4三角成☖同金となったときに,☗4五桂と跳ねる手が成立しました。この局面で飛車を取れないと香車を打った意味がありませんが,取ると簡単に負けなので☖4四銀☗3三桂成☖同金と進展。桂馬を排除することができたので☗2五飛で飛車が生還しました。
                                        
 7三に角を打ったのは,桂馬の動きを牽制する意味だったのかもしれませんが,実際はそのためには役立ってなく,第2図は☖5一角と成銀を取るほかありませんでした。
 加藤三段が挑戦者に。女流王位戦は女流棋士だけが参加できる棋戦なので,長く奨励会にいた加藤三段は初の五番勝負進出。第一局は来月3日です。

 ひとり暮らしの人間にとって,大きな,というかひとりにとって大き過ぎる家に住み続けることは楽なことではありません。単純にいっても家の維持費というのは大きさに比例するでしょうから,分相応といえない家に住むことは,経済的な面からいっても好ましいことではありません。このことは母も生前から心配していたようです。母は癌が発覚してから日々の出来事や思いをノートに綴っていましたが,その中に,家は土地と共に売却し,僕は賃貸アパートに住んだ方がいいのではないかという主旨のことが書かれていました。僕自身,その方がよいことは理解していますし,ゆくゆくはそのようにする心積もりもできています。
 ただ,この家というのは,妹が産まれまた育った家なのであって,グループホームから帰って来る家でもあります。ですから僕は,可能な限りはこの家に住み続けようとも思っています。何か重大な欠陥が発生し,全面的な改修が必要になったというような場合は,僕はもうそのようなことをする気はありません。ですが今回の屋根の場合のような部分的改修ですむような場合には,可能な範囲内でそのような補修を施し,今のこの家に住み続けようと思っています。妹がどれほど生きるのかということは僕にも分かりません。もし僕の方が先に死ぬようなことがあれば,僕は生涯をこの家で暮らし続ける可能性が大いにあるでしょう。ですがもし,妹の方が先に死ぬというようなことが起これば,もちろんそのときの状況,たとえば僕の健康状態なども影響しますが,すぐに売って住居を変えるということも僕は視野に入れています。
 11月3日,日曜日。妹のピアノのレッスンでした。午後4時半の開始でした。
 11月5日,火曜日。4日は文化の日の振り替え休日でした。なのでこの日に妹を通所施設に送りました。
 翌日は虫歯の治療のための予約をI歯科に入れていました。ですが屋根の補修工事ができる日が,業者と僕の都合を合わせると翌日しかありませんでした。僕はこの日は午後から高島町に行っていましたが,その帰りにI歯科に寄り,予約の日を変更しました。郵送を依頼しておいた妹の薬はこの日に配達されました。
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