スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

棋王戦&家

2020-03-03 19:02:59 | 将棋
 1日に新潟市で指された第45期棋王戦五番勝負第三局。
 渡辺明棋王の先手で相矢倉。後手の本田奎五段が本格的な戦いが生じる前の段階で誤ってしまう将棋でした。
                                        
 先手が2筋の歩を交換して飛車を引き上げた局面。ここで☖6五歩と突いたのですが,これがミス。先手から☗6六歩と突いてもらえれば争点になり得る地点なので,たとえば☖8五歩と無難な手を指しておいて待つのがよかったようです。
 先手は☗6八銀と引いて角筋を通しました。これは手損になるので,もしかしたら後手は軽視していたのかもしれません。後手は☖8一飛と引いて備え,先手は☗7九王と玉を固くしました。
 ここで☖5一玉と引いたのがさらなるミス。ここでも☖8五歩が優ったようです。先手は☗4五銀と出て後手は☖3三銀と引きました。
                                        
 わざわざ矢倉の銀を進出させておいたのですから,ぶつけられて戻っているのでははっきりと作戦負けです。後手の☖5一玉は☖6二玉とセットの手ですが,実戦はその手が回らず,先手の攻めが面白いように決まる一方的な展開となりました。
 渡辺棋王が勝って2勝1敗、第四局は17日です。

 本牧脳神経外科へ通院した場合は処方箋が出ますから,帰りに薬局に寄って妹の薬を処方してもらいます。この日は薬の在庫が不足していました。郵送してくれるとのことでしたので,在庫があった分だけは持ち帰り,残りは郵送を依頼しました。帰宅したのは午後4時半でした.午後6時にピアノの先生から電話がありました。日曜のピアノのレッスンの開始時刻に関してでした。
 11月2日,土曜日。29日に降雨のためできなかった屋根の点検をしてもらいました。釘が抜けていたり緩んでいたりする部分があるということでした。そのために微かながらも音がするようになっていたのだと思います。内部に雨が滲みこんでしまう可能性があるということでしたので,釘を打ち直すだけでなく,屋根の素材も含めた大幅な補修を依頼しました。もちろんこれはこの日に改修したというのではなく,日取りを決めたということです。
 僕の家は僕が2歳か3歳の時に建て直したものです。そのときは僕と僕の両親,そして僕の父の母の4人で暮らしていました。その後に妹が産まれて5人になり,僕が11歳か12歳の時に,2階の空間に二部屋を増築しました。それから約10年は同じ状態での暮らしが続き,祖母が死んで4人になりました。この4人の暮らしも長く続きましたが,今度は母の母が同居することになりました。近所にアパートを借りてはいましたが,実質的な生活は家の方で送っていましたから,また5人になったわけです。そして2010年の8月に父が死に,4人となりました。さらにその直後に,母が小脳出血で倒れたことも関係して,祖母は特別養護老人ホームに入所しました。よってここからは3人です。2017年8月に母の癌が発覚し,余命が長くないということが分かったので,妹はその年の暮れからグループホームに入所。週末などは帰りますが,基本的には僕と母のふたり暮らしとなりました。そして2018年8月に母が死に,現在は僕がひとりで暮らすようになっています。
 これでみれば分かるように,多いときには5人で暮らしていた家に,今は僕がひとりで住んでいます。ですから僕がひとりで住むには本当は大き過ぎるのです。
コメント
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