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スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

ビューチフルドリーマー&退職

2012-05-22 18:49:23 | 血統
 13日のヴィクトリアマイルを勝ったホエールキャプチャの曾祖母がタレンティドガール。さらに母系を遡っていくと1903年にイギリスで産まれて輸入されたビューチフルドリーマーに辿りつきます。ファミリーナンバー12
                         
 当時の日本のサラブレッド生産の中核をなしていた小岩井農場による輸入。この時代に小岩井によって輸入された繁殖牝馬から現在まで続いている一族は多くありますが,中でもアストニシメント,フロリースカップ,そしてこのビューチフルドリーマーは,とりわけ繁栄しています。中央競馬でいえば,少なくとも週に1頭は,この3系統のいずれかから勝ち馬が出ているでしょう。
 明治以来の歴史があるわけですから,活躍馬は数えていけばきりがありません。もしも1頭だけあげるとすればシンザンでしょう。旧根岸競馬場の跡地の森林公園の一角にある馬の博物館にも銅像が建てられていますが,この馬の名前は競馬ファンならずともご存知の方も多いのではないでしょうか。
 現在の繁栄の礎となったのはワールドハヤブサという馬で,千代田牧場が中心となって大きく枝葉を広げました。千代田牧場は牡馬は売却し,牝馬は売らずに走らせ,繁殖として牧場に戻すというのが基本。このために枝葉が大きく広がりました。ニッポーテイオーとタレンティドガールの兄妹もワールドハヤブサの分枝。当然ながらホエールキャプチャも同じということになります。
 ワールドハヤブサの分枝以外の最近の活躍馬の代表は2000年のJRA賞最優秀3歳牝馬,翌年には最優秀3歳牝馬にも選出されたテイエムオーシャン。また,2004年の川崎記念を勝ったエスプリシーズもビューチフルドリーマー系です。

 この日の検査の結果で,それ以外に何か書いておくべきことがあるとしたら,糖定性が2+となっていた点です。すなわち若干の尿糖が出ていたということになります。もっとも,これは何度かいっていることですが,尿糖というのは,とくに糖尿病とは関係なく,血糖値が高い状態で排尿すれば出るものです。つまり,糖尿病患者ではなくても,食後などの血糖値が高い状態で排尿すれば,出ているものと考えてよいのだろうと思います。このときは血糖値が233㎎/㎗と,かなり高くなっていましたので,こういう結果になったのは必然といえるでしょう。もしも血糖値が正常であるのに尿糖が出ていたということになればこれは大変ですが,そういうわけではなかったので,これはとくに問題視しなければならなかったというわけではありません。また,それ以外の結果で何か異常な点はひとつもありませんでした。そして,いつもの検査内容のオーダーと比較して,付け加えられているような項目はありませんでしたし,もちろん削られている項目というのもありませんでした。
 そしてこの日は最後にМ先生から話がありました。それはМ先生が3月一杯でみなと赤十字病院を退職することになったという内容でした。この次の予約は3月19日でしたから,その日はМ先生の担当ですが,その日がМ先生による最後の診察となるわけです。М先生への主治医の交代があったのが2009年の4月でしたから,およそ3年間,М先生にはお世話になったということになります。診察の時間は午後2時半と設定されました。
 いつものように薬局でインスリンを処方してもらい,帰宅したのが15時20分ごろ。非常に順調に終えることができたということが,ここからお分かりいただけると思います。
コメント
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