スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

弥彦記念&尿糖

2009-07-18 19:41:06 | 競輪
 15日の弥彦記念の決勝(動画)を回顧します。
 並びは岡村ー渡辺ー細川の南関東,金子ー加藤の中部に中川,稲垣ー村上の京都に阿部。前受けは金子で中団が岡村。後方から稲垣。上昇した稲垣は岡村を牽制した後,バックで金子を叩いて先頭に。岡村が打鐘から反撃していきましたが,稲垣は引かずに先行争い。これは稲垣が制しましたが,バックから金子が捲ると稲垣に脚は残っておらず,村上も出られなかったのでライン3車で捲りきって直線へ。番手の加藤が伸びて完全優勝。金子が2着に残り,中川が3着。
 優勝した岐阜の加藤慎平選手は今年の2月に西王座戦で優勝。2005年には全日本選抜とグランプリで優勝していますが,記念競輪となるとその少し前,同じ年の富山記念以来となり,4年ぶりの通算5勝目。追い込み選手なので展開に左右されるところは大きく,まだこれだけで完全復活とはいえないのかもしれませんが,確かな力が残っているというところは見せてくれました。マークした金子選手にレース展開も非常に向いたと思います。

 多尿の症状に自覚的になった頃,もうひとつ気付いたことがありました。見た目だけの感覚でしたが,排出される尿の質が,それまでとは明らかに違っているように思えたのです。
 尿ですからそれが液体であるということはいうまでもありません。しかし,それまで排泄していた尿と比べると,この時期の尿というのはもっとドロッとしていて,固体に近く見えるような液体であったのです。
 糖尿病というのは読んで字のごとく,糖の尿です。通常は血液中のブドウ糖は腎臓で再吸収されますので,尿として体外に排出されることはないのですが,腎臓が処理できる限界を超越してしまうと,尿の中に出てきます。これを尿糖というのですが,この時期に尿の質が変化したように思えたということは,検査をしたわけではありませんが,たぶん尿糖が出ていたからではないかと今では思っています。
 尿糖は一般には血糖値が180mg/dlより高くなると出るとされていて,この時期の僕の血糖値は常にこれくらい,あるいはそれ以上あったのかもしれません。そうであるならば,はっきりと糖尿病になっていたということができます。
 ただし,腎臓の機能は人それぞれです。尿糖は糖尿病の検査のひとつではありますが,腎臓が糖を再吸収する機能の低い人では,血糖値は正常値の範囲内であっても尿糖が出るということがあります。この場合は血糖値の方が基準になるのであって,尿糖は出ていても糖尿病ではないということになります。逆に高齢になりますと,今度は血糖値が高く,糖尿病であるにも関わらず,尿糖が出ない,あるいは出にくくなるというケースがあります。したがって,尿糖の有無だけでは糖尿病であるかどうかを正確に判定できるというわけではありません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする