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スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

日本ダービー&管理施設事務所

2012-05-27 18:42:59 | 中央競馬
 日本のサラブレッドの生産数は一時期に比べればだいぶ減りました。それでも2009年で7000頭以上。その頂点を決する第79回東京優駿
 スピルバーグがあおり気味の発走。ゼロスの逃げは戦前の予想通りで,位置を取りにいったトーセンホマレボシが2番手。この2頭で後ろを少し離し,3番手にはクラレント。1周目の正面ではやや行きたがっていたように見えたディープブリランテが向正面に入ると落ち着いて4番手。グランデッツァ,トリップ,フェノーメノまでが好位集団を形成。また少し水が開いてコスモオオゾラ,ブライトライン,ワールドエース,エタンダール,ゴールドシップの追走。最初の1000mは59秒1で,前の2頭はハイペースだったと考えていいでしょう。
 2番手と3番手は大きく開いて直線に。トーセンホマレボシは4コーナーでもう鞭が入っていましたが,それでもじわじわと伸びて先頭に。追ってきたのがディープブリランテで,こちらがトーセンホマレボシを差すと,大外からフェノーメノの追い込み。2頭が内と外,大きく離れての入線となり,写真判定にもつれ込みましたが,先に抜け出していたディープブリランテが僅かに凌いで優勝。フェノーメノがハナ差の2着。やや強引なレースにも思えましたがトーセンホマレボシが4分の3馬身差で3着。
 優勝したディープブリランテは昨年10月にデビュー勝ちを決めると続く東京スポーツ杯2歳ステークスを圧勝。勝ち気な性格が災いし,その後は勝てませんでしたが,根幹レースばかりを使って2着,2着,3着と走っていた安定株。ここも優勝候補と考えていた1頭でした。前がわりと早く流れたこと,時計が早くなる馬場状態で前がそうも止まらないことは有利に作用したでしょう。気性面からはもう少し短い距離の方がレースはしやすいと思われ,秋にどういった路線を選択するかに注目しています。父はディープインパクト,4代母がバブルカンパニーで,祖母の半妹にオークストライアルを勝ったマニックサンデー,その半弟には菊花賞馬のザッツザプレンティ。Brillanteはイタリア語で明るい。
 騎乗した岩田康誠[やすなり]騎手は先月の桜花賞に続く大レース制覇で日本ダービーは初勝利。管理している矢作芳人調教師は昨年のNHKマイルカップ以来の大レース3勝目。

 法要を始める時間は午前10時半。法事の開始時刻としてはいささか早いような感じも受けますが,これは住職の都合によるもの。住職がこの後にもひとつ別の法事に行かなければならないということで,その移動時間も考慮に入れてこの時刻となりました。したがって住職は法要の後,納骨まで済ませますと,昼食は摂らずにそのまま次の法事へと向いました。
 通夜と葬儀のときもそうでしたが,このときも叔父は前日にレンタカーを借りました。僕とと妹,そしてロサンゼルスの伯母を乗せ,叔父の運転で僕たちが家を出たのは午前9時前。大和は近いということはありませんが,それでも法事の開始時刻からすればずいぶんと早めの出発です。しかしこれにはまたはっきりとした理由がありました。
 法要を営む墓地の管理施設の事務所というのは,文字通りに事務所なのであって,この場合のように法事などに貸し出すということは想定されていません。したがって,そうした目的で建てられたホールのように,造られた祭壇などもありませんでしたから,先にそれを仮設しておかなければならなかったわけです。つまりこれはあくまでも場所を借りたというだけのことであって,線香や花,蝋燭といった,こうした法事に欠くことができないすべてのもの,それからお茶を入れるためのポット類やお菓子といったものも,僕たちが用意したわけです。したがって相当数の荷物があったわけで,レンタカーを使用しなければならなかったのは,今回の場合は単に乗車する人数の問題だけではありませんでした。
 事務所とはいいましても,元々そのために建てられていたものではなく,かつては人が住んでいた家を,後に墓地の管理人が買い取り,ごく簡単なリフォームだけを施したもの。よってまだ人が住んでいた時代の名残がありまして,メーンとなる最も広い部屋,つまりここで法要を営んだのですが,この部屋は畳敷きの和室でした。ただし1月の寒い時期でしたので,押し入れの中にあった電気カーペットを出して敷きました。また,事務所というだけあって,いくつかの長机はありましたので,これも借りて,参列する方々や住職へのお茶などを用意しました。法要の前に,こういったことをすべて済ませておかなければならなかったのです。
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