スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

倉敷藤花戦&配分変更

2010-11-02 19:19:38 | 将棋
 岩根忍女流二段の初タイトル獲得なるかどうか。第18期倉敷藤花戦三番勝負第二局。
 里見香奈倉敷藤花の先手で相三間飛車。互いに飛車先の歩を切って浮き飛車に構えました。
                         
 先手が角交換を挑んだところ。後手は△4四歩で拒否。相振飛車は序盤で思わぬ差がつくケースがありますが,この将棋ももしかしたらこのあたりで後手が不本意な展開に陥ってしまっているのかもしれません。この後,先手が飛車の動きで揺さぶりをかけて第2図に。
                         
 ここから▲7六銀△4五歩▲7五銀。そこで△5二金上と固めて▲7七桂に△4六歩▲同歩の突き捨てを入れてから△4四銀(第3図)と攻め合いを目指しました。
                         
 しかしここでは▲6四歩からの先手の攻め足の方が早かったようです。この後,難しくなったようにも思いますが,結果的には先手が攻めきって勝ちました。
 これで1勝1敗。タイトルの行方は明日の第三局に持ち越されることとなりました。

 さらに月が開けて10月4日。みなと赤十字病院の通院の日でした。
 この日のヘモグロビンA1cは7.1%。実はこの間は血糖値はわりと良好な状態で保たれているという印象を僕自身は抱いていましたから,少しとはいえ悪くなっていたのは意外でした。ただ,この間には父の死ということがあって,いろいろとストレスを感じることは正直いってありましたから,もしかしたらそのあたりのことが反映されてしまったのかもしれません。
 一方,糖定性,尿糖ですがこれは4+ということで,前回と変化はありませんでした。ただ,体重の方は49㎏でしたので,少し増えました。前回は夏の盛りで,あるいは単に夏やせをしていたというだけのことだったのかもしれません。
 そしてこの日も血糖値が非常に高く,308㎎/㎗でした。検査詳細票をみますと,再済という文字が印字されていますので,おそらく再検査してみたということではないかと思います。通院の日は1日オフになりますから,起きる時間も遅くなり,したがって朝食も普段よりは遅れがちです。また,病院というのはただそれだけでストレスがかかるような場所であるとはいえるわけで,そういう意味では高くなりがちであることに理由はあるといえるでしょう。ただ,前回のときにも高かったので,М先生は血糖値計測の結果を記入した自己管理ノートを見て,インスリンを注射する量の変更を決定しました。この日まで,朝食前は0.1mlのインスリンを注射していたのを0.12mlに増量し,その代わりに昼食前に0.08mlだった量を0.06mlに減らすことになったのです。つまり,1日に注射するインスリンの総量自体は変更せず,その配分を変えるということになったのです。
 ヘモグロビンA1cは高いとはいえ,Ⅰ型糖尿病としてはまずまずなのでインスリンの総量を変更する必要はない。しかし昼食前は血糖値が高く,対して夕食前は安定しているので,それに対処するというのがこの変更の目的であるということになります。すでにこれを翌5日から実行していますが,確かに効果は出ているようには思います。あとはこれを次の通院の日にМ先生がどう判断するかということでしょう。次の通院は12月6日です。
コメント
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