こちらは私が考えたものではなく、装丁家さんがクローバー出版さんの意向を聞いて作ったものです。
「夢ゾウ」とは、水野敬也さんによるベストセラー「夢をかなえるゾウ」のこと。
私も読んだことがありますが、関西弁のガネーシャが本来のガネーシャ・ジー(様)にもマッチした実に面白い本でした。
この本が出版された2007年は「夢ゾウ」が話題になり、たしか古田新太さんがガネーシャ様というテレビドラマにもなったと思います。
当時は知り合いや友達から、この時の「夢ゾウ」のカバー絵が私の絵じゃないかと言われました。もちろん違うイラストレーターさんによる絵なのですが(笑)。
▼こちらが2001年に出版された「インドの教え」。こちらもネズミに乗った、ガネーシャ・ジーとアチャールくんがおりますね。
ガネーシャ・ジーは太古よりインドに御坐す神様ですが、今回の「神様のレッスン」では、水野さんの「夢ゾウ」のおかげで世に知れ渡ったため、出版社がPOPに使ったのだと思います。
「神様のレッスン」のガネーシャ・ジーは、もちろん関西弁ではありません。
今ではガネーシャはインドの招き猫といった存在に見えますが、もともとは荒ぶる神であり、密教においては歓喜天(かんぎてん)、聖天(せいでん)と呼ばれ、大変恐ろしい神様とされています。
中途半端に祀るくらいなら関わらぬ方が良いと言われ、一方で、正しく拝んだらご利益も大きいとされています。
では「神様のレッスン」のガネーシャ・ジーはどうでしょう?
そうですね。確かに試練を与える神様かも、しれん・・・なんて、ウフッ♪
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