浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

13文字

2010-06-15 23:16:29 | 
もうこのブログを書いて6年にもなるわけです。

なんとまぁ。

毎回思ったことを書いているんだけど、結構タイトルにはこだわってる。

タイトルのつけ方は2パターンあって、まずタイトルを決めて書き出す場合と文章を書いた後に「この文章にはこのタイトルだな」とつけるパターン。

個人的にうん、いいタイトルだな、と思ってるのは、

違う、あれはあの人じゃない。

とか、

ただ歩いてたって楽しいよ、結構

とか、

月寒中央通のロング・グッドバイ

とかですかねぇ。


特に「月寒中央通のロング・グッドバイ」はかなり気に入っていて、いつか書けるものならこのタイトルで月寒中央通を舞台にしたちょっとハードな小説なんて書けたらいいなぁ、とすら思ってる。

こういうタイトルってキャッチ・コピーの技術とはまた違うし、結構独特なものなんだよね。

特別な技術、とまでは思わないけどある程度の技術は必要な気がする。

仕事でよく(とてもよく)Eメールを使ってるけど、Eメールのタイトルなんかでも残念ながら技術の有る無しは出るなぁと思うね。

ぱっと見て「あ、このメールは見ないと」と思うメールもあれば「なんのこっちゃ」と思うメールもある。

Eメールのタイトルのつけ方をどうすればいいのか、と思っても書いてあるのは「内容が分かりやすいように」「簡潔に」なんて一般論ばっかりで「じゃあどうやったら簡潔で分かりやすいの書けるのさ」ってことはいまいち分からないんだよね。

そう思ってたら、ちょっと参考になる本読みました。
ヤフー・トピックスの作り方 (光文社新書)ヤフー・トピックスの作り方 (光文社新書)
タイトルどおり、ヤフー・トピックスというヤフーのページ開いたら出てるニュースを編集している人の本。

ヤフー・トピックスのタイトルはすべて「13文字以内」と決まってるらしい。それが何でかというと「人が一瞬で理解できるのは9~13文字」なんだってさ。へー。

じゃあ数あるニュースをどう13文字に入れ込むか、って技術が大変興味深いよ。