浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

弾けてる

2010-02-06 12:47:23 | 
現代日本で一番突き抜けた漫画を描く人といえば東村アキコだと僕は勝手に思ってるわけですが。

荒木飛呂彦の突き抜けっぷりは今に始まったことじゃないので除外。

僕は毎週、モーニングと言う漫画雑誌を読んでるんだけど、そこで何年前かに始まったのが『ひまわりっ』という漫画。

ひまわりっ~健一レジェンド~ 1 (モーニングKC)ひまわりっ~健一レジェンド~ 1 (モーニングKC)

最初はさー「なにこの最近流行りみたいなコミックエッセイ的フィクション漫画は?」と思ってた。どーせ女の子が野性味あふれる天然イケメン男に好きだーほれたーはれたーみんなコピれーメモれー、話だろ、って思ってたんだけど。

まぁ当初は天然なお父さんの話で引っ張ってて(それはそれで面白かった)その後、健一2号という天然キャラが出てきて(それもそれで面白かった)、「お、これ面白いじゃん」と思ってたら副主任がいきなり走り出して、その後ウィング関先生がいきなり三国志漫画描き出してから弾けたね。

いや、何言っているかわかんないでしょ?

でもこればっかりは読んでもらうしかない。

ほいでもって、だ。

更にぶち弾けてるのがこちら。
ママはテンパリスト 1ママはテンパリスト 1

作者の出産&育児生活を書いてるノンフィクション漫画なんだけど、弾けっぷりがすごい。

子供が「ごっちゃん」という名前なんだけどごっちゃんすごいわー。

もうなんて説明していいか分からないけど、一番の笑いどころは「滝修行ッ!?」とか「朝一番の絶望的な光景」とかかかなぁ。

読んでると「育児って大変だなぁー」と思うんだけど同時に「子供ってほんとおもろいなぁー」とも思っちゃうんだよね。

ごっちゃんがずっとおっぱい飲みたがってそれと作者の戦いもすごい。断乳させるために「ゴルゴ13断乳大作戦~鶴光にならないで!」というプロジェクトを実施するんだけどね。

「ひまわりっ」は10巻くらい出てるけど「ママはテンパリスト」は2巻だけなのでさくっとどうぞ。