西の鯖街道とは・・・
西の鯖街道とは、標高800mの丹波高地を挟み、福井県高浜町・あおい町名田庄・南丹市美山町・京都市右京区京北・京都市北区・・・そして、京都御所を結ぶ約70kmの街道です。
1900年初頭までは、福井県若狭地方と京都を結ぶ最短文化経済ルートでした。
若狭湾で水揚げした海産物が人の背に背負われ京の町に運ばれていたそうです。
そして、京の文化がこの街道の各地にもたらされた街道でもあるそうです。
平成22年には、『日本風景街道』にも登録されたそうです。
その 西の鯖街道沿い 京北で作られている 鯖寿司があります。
「杉鮓 すぎずし」
京北すえひろ さんで作られています。
この地方で育つ 杉の木を使い、薄くスライスしてその杉で一貫ずつ包んで押し寿司にして仕上げてあります。
杉の持つポリフェノール成分による消臭殺菌効果と旨味増加が得られるそうです。
厳選された鯖と、京都府産コシヒカリを使用しており、季節や気候での変化に対応するために、餅米と食米のブレンド比率を調整したりするそう・・・。
一つ一つ手作業で包まれる 杉鮓は、分けやすく・・・食べやすいのです。
そして、西の鯖街道ならではのほかのラインナップも~🎵
鯖棒寿司
焼き鯖寿司(プレーン・西京味噌漬け・柚子醤油・実山椒)
があります。
ご縁があって、これらのお寿司の撮影に携わりました。
とてもシンプルで、雑味の無い、やさしいお寿司でした。
身体にすっと馴染む、美味しい鯖寿司たちでした。