柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

介護に有償ボランティアの増加

2012年08月19日 | 老後
先日、新聞の記事に介護の現場で有償ボランティアが増えている
と書かれていました

介護の現場は慢性の人手不足です
岐阜県の高齢者住宅では
週に2~3回、地域の60代~70代の女性が
有償ボランティアとして掃除や洗濯、食事の盛り付け等を
手伝っているそうです

ボランティアの賃金は
一般の労働賃金より安いけど
「ここに来ると楽しい」また
「一人で働くのは不安だが、二人で一人分ならできる」と
自分の生きがいつくりにもなっているようです

若い人だけでなく、同世代ならではの気配りもあり
とても好評だちか
「高齢者も高齢者を支える」時代が来たようです

一部に自治体が導入している
「介護支援ボランティア制度」というのもあるのですね

介護事業所などで、利用者の話し相手や洗濯物の整理
シーツの交換など軽作業した高齢者に
換金可能なポイント付与する制度のようです

横浜市やさいたま市など58自治体がこの制度を取り入れているとか
対価は一時間50~100円程度らしいです

これも賃金より、生きがいや奉仕の気持ちが優先ですね

明治安田生命のOBたちが起こした
高齢者専門の人材派遣会社があるそうです
首都圏の介護施設に、元気な高齢者をスタッフとして
派遣し始めたそうです

ここでは、ボランティアと違い最低賃金以上の報酬が得られます
東京で立ち上げ、11月には名古屋
更に東海地方に拡大するらしいです


高齢者の84%は介護や支援の認定を受けていない人
人生経験を活かして、若い人の為に役立てたい
と、考える人は大勢いる

そんな記事でした

人の役に立てるという気持ちは、年齢に関係なく
持ち続けるものなんですね

高齢者の力と知恵は、是非、活用していただきたいですね



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