柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

エンディングノートは終活の必需品

2021年09月14日 | 老後
アクティブノート(エンディングノート)を作り直していますが
調べれば調べるほど
高齢者にとって必需品であると感じます。

子供に迷惑をかけたくない人は絶対に書いてください。
子供の世話になるのは当り前という人も絶対に書いてください。

最近では色々なアンケートが気軽に見られるようになりました。
シニア問題を扱う時に高齢者側の意識調査に目がいきがちですが
ここ数年は
子供世代から見た親の終活に関する意見も取り上げられています。

複数の調査から見えてきたのは
「子供世代は親が考えるほど迷惑と思っていない
子供からは終活に関することは言い出しにくい
できれば親から相談をして欲しい
そうしたら一緒に取り組むことができる
親の終活の考えを把握しておきたいが
何をすればいいか分からず
話すきっかけもわからない」
という戸惑いです。

子供として気になる事柄は
・財産整理
・荷物の整理
・介護
・葬式
・お墓
・終末医療
が上位に在ります。

日常会話の中でいつも終活の話はしている、という人も少なくはありません。
会話の中で語り尽くしていると思っても
大事な項目を聞き逃すことはあります。
できれば会話だけでなくエンディングノートとして書いてもらえれば
又は、一緒にエンディングノート作りに取り組んでもらえたら
尚、安心ですよね。

子供世代からも9割の人が「エンディングノートは書いてほしい」
という声が上がっています。

そしてここが大事な点ですが
もし認知症の気配が出てきたら
エンディングノートの内容に信憑性が持てないと
周囲は疑うかもしれません。
延命や相続の意向も無視されるかもしれません。

速すぎることはないので
試しに書き始めてみませんか。


最新の画像もっと見る