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柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

無駄に、年取ってません

2008年04月23日 | 葬祭スタッフ
今日も1日、葬儀社さんのスタッフと研修をしました。

今日は女性ばかりの新入社員です。

女性で葬儀全般を執り行うための研修です。

「どうして、この仕事を選んだの?」この質問から始めました。

全員40~50代の方です。
全員、転職組みです。

「以前からこの仕事に興味があって。色々葬儀社さんに問い合わせたけど
年齢が30才までだって断られました。こちらでは年齢の制限が無かったから応募しました」

同じような答えを数人がしていました。

どうして30才までなのでしょう?

不思議ですね~。

私は43歳からこの仕事に就きました。

何の不自由もしませんでしたけど。

若くないから、お客様に喜ばれない・・・と思います?

反対ですよ。喜ばれた事に自信アリです。
多少なりとも、人生経験があるんですから、人とまともな話できますもの。

「今までは、子供や家族の為に、働いてきました。
でも、これからは、自分の為に働きたいんです」

「ここでは、女性でも仕事を収得すれば、男性と同じような待遇が与えられる
と聞きました。自分が社会に貢献できて、仕事としてやりがいを感じられるなら
頑張って、学びたいです。今、毎日仕事で学べることが、楽しくて、楽しくて」

力強い、言葉を言ってくれます!
私の一句一語すら聞き漏らさないぞ・・そんな気迫があります。

コレだから、人を育てるのは、たまらなく素晴らしい。

もちろん、若い子だって大歓迎です。
こんな環境にいられると、若い子もすごく伸びます。

「皆にお願いがあるの。ここでは綺麗でいてね。
忙しいからといって、疲れた顔しないでね。あなた方が元気でいないと
家族を亡くして、ここへ来た方は、ヨレヨレの人には頼る気になれないよ。
優しく,はつらつとしてね」

その次の研修の時、ビックリしました。
全員が前回より、若返ってる。

無理してるのではなく、心も体もはつらつ☆☆☆

こんな、よい人材を他社は見捨てたんですか?

悪いですね。こちらで貰っちゃいましたよ~。