つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

援助

2011-07-27 | Weblog
何の為に生まれ生きているのか知らない。
ほとんどはそんなもんだよ、人間なんて。
ただ得意に一つのことに専念をして、その道の人となっても、
人格の養われることが無ければ、凡人と変わらない。
ただ一徹、頑固だったに過ぎないものだ。興味惹かれたものに
よい意味での意地が通されただけである。

品性に優れて、あらゆる格がつき、
否応なしにも威厳が現れるが、親しみにくいということは無く、
むしろ、なんら普通と変わらない。
おっちょこちょいなところも多々ある。
特に他より勝れるところも無く、これといって見当たらないが、
道の理をよく知り得て、智慧を身につけたれば、他のどんな強者よりも優れてしまう。
聖人といえども頭を下げる。
教わることさえ必要としない。
智慧を得た人は法を見ている人である。
何の為に生まれ、生きていくのかを知る人である。
わきまえて、実に質素である。
意に心経を唱え、身に行って、案ずることがなくなっていく。
盾であり、矛ともなっているために
この上ない援助となっている。
コメント
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