絶え間なく・・・

この身は常に排泄物を出して生きている。
穴という穴から老廃物を垂れ流し、また、調整の為の液体を出して保たれている。
そのケアをしなければ悪臭を放ち、容貌も堕ちる。どんなに端麗であっても例外ではない。
たえず怠ることなく手当てして綺麗は保たれる。色身というのは赤子のようなものである。
そして亦、どんなに手当てしていても、色身である限り色あせる。
この世の身とは苦しいものである。
絶え間なく浄化されて、して人は生きている。
生きるということは、そういうことである。浄化することである。
生まれるということは、浄化するためである。
その生き様を浄化することである。
その理に適って、毎日毎日努力がある。
怠ることなく精進努力して、繰り返しが絶対となり、正しいとなっていくために、
綺麗は綺麗に、汚いは汚いに縁となり、分別となる。
綺麗な人が好きなら、自分が綺麗でなければ綺麗には好かれない。
磨き上げた身でも心が汚ければ、「汚いものは綺麗なものを装ってあなたに近づく」となる。汚いものと変わらない。
度を越しても過ち、ちょうどを持って有難い。
人の行為は、絶え間なく浄化の努力で幸せとなる。