つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

無知は恐さ知らず

2006-12-18 | Weblog
世俗の穢れに親しみ生きていくことは、決まって地獄に行き着く。
占うこともなしに行く先が見える。
誰一人として死を免れることは無く、その日がやってくる。
何も知らないために犯す過ち。
無知であるために、恐さ知らずとなって我が身を悪に結び自らを害う。
若い人であれば若気の至りの痛手とも言えようが、正すことを知らず 老いて尚
無知であれば、死するとき、あるいは 死して後、悪業の報いに
それはそれはおののき恐怖する。人知の及ばぬほどの苦しみを受ける。
生前の苦しみなど苦に値しないようなものである。
恐ろしいものでも 知らなければ恐いと思わないように、無知は悲にあたいする。
不思議なことに道の理に従い生きていれば、経験とならない先が見えてくる。
世俗の穢れに親しみ生きている人は、けっして信じることが無い。
疑うばかりで誤りをただ繰り返すだけ。

慈悲の慈は天国を示し、悲は地獄を示す。法の慈悲である。
法に善も悪も無く、ただ回る動きである為に、浄化の動きとなって絶対善の動きとなっている。すべては、
この法則の下の存在であるために、この理に適っていなければ、
法則との摩擦となって苦となり地獄となる。
そのために、悪を為すなと理を観た人は言う。

コメント
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