38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

茄子の鍋しぎ風ズッキーニたっぷり

2007年07月03日 | 藤田家族の食卓から
茄子の鍋しぎに、ズッキーニの薄切りを忍び込ませたものです。

①縦半分にして斜めに切った茄子を薄い塩水につける。
 これは、あく抜きというより、少ない油と水分で茄子を炒めるため。
②鍋に油をひき、千切りのしょうが、水気を切った茄子を炒め、
 少ししんなりしたら、茄子より薄くきったズッキーニも加える。
 少し塩を振って、ふたをして弱火で火を通す。火が通りにくければ、少し水を加える。
③柔らかくなったら、味噌と酒を加えて煮詰める。
 器に盛って、あれば千切りの青じそをのせる。
豚肉も入れると、こってりとしておいしい。ピーマンを入れることもあります。

普通は、ソテーしたりオーブンで焼いたりして食べるのでしょうが、瓜系の苦手な私としては、薄く切って、少し濃い味付けにするほうが気が楽です。他の野菜と、豆板醤やにんにく醤油で炒めたり。和風の味付けが意外とあいます。

ズッキーニは蒸しパンやスコーンにすりおろして入れると、きれい。
面倒でも、緑と黄色の2色作ると楽しいです。スコーンは
①薄力粉・全粒粉あわせて360gとベーキングパウダー大さじ1.5杯をボウルに入れてよく混ぜる。
②バター60gを1㎝角に切り、菜種油30gと共に①に入れ、手のひらですり合わせるようにして混ぜる。
③すり下ろしたズッキーニ200ccも入れ、軽くこね、1.5cmの厚さにのばし、コップで型を抜く。220℃のオーブンで15分焼いて、出来上がり。

だいたい12コできます。
2色作るなら、半分ずつですが、黄色のズッキーニの方が水分が少ないと思いますので、調節して下さい。ウチでは、朝食に作って、レタスやチーズ、ポテトサラダを挟んでいただきます。子どもは、蜂蜜をたっぷりかけて食べています。
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半夏生、土砂降り。

2007年07月02日 | 農と暮らしの日記
今日は「半夏生」(はんげしょう)なのだそうである。
夏至から11日目、田植えは是より前に終わらせなければ十分な収穫が期待できないとか。まあこれは品種にもよるし、地域差もあるしで、ひとつの目安というか見方なのだろうけれど。(うちは終わりましたが!)

で、田んぼのことが出たので調べていたら。
うちの地域の水の話がwebに出ていた。この地区は昔から水が少ないことで苦労が多かったと聞く。西条市のweb上の資料「水の歴史館」にある「鮭川水利組合の水事情」がそれ。日頃お世話になっている方々の顔も見つけて、「おおっ」と思い、一気に読んでしまった。



今朝も5時過ぎから収穫。
家を出るときは降っていなかったのに、畑でハサミとカゴを持って動きまわっているうち雨が降り出す。「やっぱり雨の中の畑しごとは気持ちいいなぁ」などとのんきに朝のひとときを楽しんでいたのも束の間、土砂降りになり雷鳴も近づいてきたので、いったん撤収。

朝食のあと再度収穫に出て、荷造り。
きょうは遅めに市街に出荷、納品に出て、ついでに市西部でも用事を済ませ、そしたらちょうど昼どきになり、薫も今日は助手席だったので、「いつか行こう」と思っていた「マルブン小松本店」に寄った。

4月に「食の創造館」であった料理教室
そこの講師でいらっしゃっていたのがこの店の社長、真鍋シェフである。あいにく今日は不在だったが、その料理教室の折にみんなで作った「アマトリチャーナ」のスパゲティと、本日のおすすめ「茄子とソーセージのトマトスパゲティ」をいずれもサラダ・バケットつきのランチセットで注文(各880円)。どちらもおいしくいただきました。

それにしても、お店の盛況ぶりには目を見張った。
1時近くなってからも、次々に扉を開けて入ってくるお客さんたち。高校生カップルから熟年夫婦?、元気のよいおばさまグループまで幅広い。今度は夜に来てみたいな。



戻って、まだ雨なのでしばらく机しごと。
夕方、空が晴れてきたのでピーマンの草刈りに出る。畝の上は麦藁で抑草してあり、畝の谷間は管理機で削っているのだが、畝の肩の部分から生えた草がいつの間にかピーマンの背を超える勢いで伸びてきている。これを鎌で地際から刈り、根のほうを麦藁の上に置き、葉先を畝間の谷底に向けるかたちで並べ、当面の肩の部分の抑草を図る。

……と順調に作業中、再び雨。
ピアノに行っている渚が自転車なので、やむなく軽トラで迎えに行く。ほんとにまあ、こんな送迎をするようになるなんて思ってもみなかったが、いちおう僕も”いまどきの親”であるので、やむをえない。



明日も傘のマークがちらほら。
トラクタは使えないので、いずれにしても畑をはいずりまわる一日か。


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カブトムシも、成育中。

2007年07月01日 | 農と暮らしの日記
野菜だけじゃない、藤田家族。
といってもムシキングのTシャツやらカードやらたくさん持っている真がちっとも世話しないから薫がひとりで育てていたカブトムシが、ここまで成育。非売品。



日曜の朝も5時過ぎから収穫。
市街に出荷後、戻って昼までトラクタの作業。梅雨の晴れ間が2日続けば、秋冬作に向けての畑の準備には貴重な時間、なのだが、それなのに、あと少しで1枚完成というときにエンスト。どうやら油ぎれのようだ。

昼、昨日通夜のあった近所の方の告別式。
通夜は自宅だったが、式は市街にある葬祭場で。町内の人間はあれこれの手伝いをしなければいけなかったのだけれど、「手は足りているかな」と思って定刻少し前に会場に着くと、みな忙しそうな動き。急遽、帰りに渡す香典返しの袋詰め作業に加わる。

戻って夕方までじゃが芋掘り。
残り畑1枚ぶんとなってから、なかなか進まない。進まないうちに草が勢いを増し、除草にひと手間増えて、よけいに進まない。後手後手に回って泥沼にはまる典型である。薫は生姜とオクラの草とり。



週明けからはまた梅雨空となる予報。
しかし暦は7月、時機をみては秋冬作の準備を怠りなく進めなければいけない。
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