38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

半夏生、土砂降り。

2007年07月02日 | 農と暮らしの日記
今日は「半夏生」(はんげしょう)なのだそうである。
夏至から11日目、田植えは是より前に終わらせなければ十分な収穫が期待できないとか。まあこれは品種にもよるし、地域差もあるしで、ひとつの目安というか見方なのだろうけれど。(うちは終わりましたが!)

で、田んぼのことが出たので調べていたら。
うちの地域の水の話がwebに出ていた。この地区は昔から水が少ないことで苦労が多かったと聞く。西条市のweb上の資料「水の歴史館」にある「鮭川水利組合の水事情」がそれ。日頃お世話になっている方々の顔も見つけて、「おおっ」と思い、一気に読んでしまった。



今朝も5時過ぎから収穫。
家を出るときは降っていなかったのに、畑でハサミとカゴを持って動きまわっているうち雨が降り出す。「やっぱり雨の中の畑しごとは気持ちいいなぁ」などとのんきに朝のひとときを楽しんでいたのも束の間、土砂降りになり雷鳴も近づいてきたので、いったん撤収。

朝食のあと再度収穫に出て、荷造り。
きょうは遅めに市街に出荷、納品に出て、ついでに市西部でも用事を済ませ、そしたらちょうど昼どきになり、薫も今日は助手席だったので、「いつか行こう」と思っていた「マルブン小松本店」に寄った。

4月に「食の創造館」であった料理教室
そこの講師でいらっしゃっていたのがこの店の社長、真鍋シェフである。あいにく今日は不在だったが、その料理教室の折にみんなで作った「アマトリチャーナ」のスパゲティと、本日のおすすめ「茄子とソーセージのトマトスパゲティ」をいずれもサラダ・バケットつきのランチセットで注文(各880円)。どちらもおいしくいただきました。

それにしても、お店の盛況ぶりには目を見張った。
1時近くなってからも、次々に扉を開けて入ってくるお客さんたち。高校生カップルから熟年夫婦?、元気のよいおばさまグループまで幅広い。今度は夜に来てみたいな。



戻って、まだ雨なのでしばらく机しごと。
夕方、空が晴れてきたのでピーマンの草刈りに出る。畝の上は麦藁で抑草してあり、畝の谷間は管理機で削っているのだが、畝の肩の部分から生えた草がいつの間にかピーマンの背を超える勢いで伸びてきている。これを鎌で地際から刈り、根のほうを麦藁の上に置き、葉先を畝間の谷底に向けるかたちで並べ、当面の肩の部分の抑草を図る。

……と順調に作業中、再び雨。
ピアノに行っている渚が自転車なので、やむなく軽トラで迎えに行く。ほんとにまあ、こんな送迎をするようになるなんて思ってもみなかったが、いちおう僕も”いまどきの親”であるので、やむをえない。



明日も傘のマークがちらほら。
トラクタは使えないので、いずれにしても畑をはいずりまわる一日か。


コメント
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