38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

デイサービス池さん。

2007年07月09日 | 農と暮らしの日記
オクラの花。
これは赤オクラで、茎も葉脈も、そして実も赤い。けれど、花は緑のオクラと同じ感じの黄色である(花の奥のほうは少し赤い)。赤いオクラは茹でたり炒めたりして熱が通ると緑に変わるので、赤い色を楽しむ場合は柔らかめのうちにとって、生で利用するのがいいようだ。(去年のオクラ



今日も雨。
5時から収穫に出て、スーパー、野菜セット、その他の出荷・納品ぶんをまとめて準備し、市街地および、市内西部へ。

その途中、小松のデイサービス「池さん」に立ち寄り。
ここの料理長兼「変集長」ご夫妻はこのあいだの田植えに援農で来てくださった。今日は初めて施設の中を案内していただく。というか単に、ひと休みのためお茶飲みに寄った感じだ。

というのも、「池さん」はぜんぜん”施設”っぽくない。
まあ元は普通に家族が住んでいた家を使っているというから、当たり前なのかもしれないけれど、台所からダイニング、居間がひと続きになっていて、さらにテラスと庭までまっすぐ続いている。ちょうど利用者さんたちがやってくる時間帯で、みなソファや椅子に座って、スタッフたちとなんやかんやしゃべって、お茶飲んで……という感じで、近所の人とか親戚のおばあちゃんが遊びに来た感じ。

それで僕もしっかりくつろがせてもらいました。
スタッフの方お手製の杏のジュースをいただき、成育中のカブトガニを見せてもらい(池さんでは「幼生飼育ボランティア」というのをやってるんだそうだ)、池さんのDVD(PR用のアルバムみたいなの)もみんなと一緒に見て、庭の野菜も眺めて帰った。

なんだかとてもいい空間だ。
変な言い方だけど、スタッフが「働いてる」って感じがしない。ここはお年寄りの介護だけでなく、育児支援なども行っているそうで、僕が就農研修中にヘルパー2級をとるために実習でお邪魔した施設とはかなり違いました。



昼前に戻り、野菜セットの仕上げ。
午後からは雨が強くなったので、机しごと。明日もまだまだ雨模様の予報。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする