38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

五日市も、夏野菜。

2007年07月05日 | 農と暮らしの日記
毎月恒例の五日市。
7月の今日は夏野菜が中心の品ぞろえである。昨日が大雨だったので、歩きや自転車の方が多い商店街の買い物客は出足好調だろうと踏んでいたのだけれど、朝はどことなく動きが鈍い。帰ってから薫に聞くと、「みんな洗濯物で忙しかったんやろ」。なるほど、ね。感心しきり。

今日は赤紫蘇も並べた。
梅干し用に、ちょうど畑の様子も頃合いよかったので。株ごと刈って、梅1kgに2株くらい(1株100円)という設定で。最近まで知らなかったのだが、西条は全国的にも有数の赤紫蘇の産地だそうで、ふりかけの「ゆかり」になったり、紀州の梅干しのお役に立ったりしてるらしい(詳細はちょっと未確認、また調べてみようと思います)。



今朝は上記の五日市もあり、いつにも増して、ばたばたの準備。
野菜セットを途中までつくり、薫とふたり、9時前出発。五日市を出店する市街地のアーケード商店街に荷物と薫をおろし、僕だけスーパーの出荷に行ってから戻る。

いつものように品ものを並べながらの開店。
値札のまだついていない野菜も次々に売れ、鮮度とか出所のはっきりしているものはこんなふうに買われていくものだなとあらためて実感する。毎度おなじみのお客さんや今日初めてらしいお客さん、周辺のお店の方々まで、大勢の方が立ち寄ってくださる。

今日の店先でのやりとり第1位は、夏の葉もの。
「空芯菜」(くうしんさい、エンサイ)と「ひゆな」(ジャワほうれんそう)を見て、「これ何?」「どなんして食べるん?」。空芯菜は中国野菜で、にんにく、竹輪や豚肉と炒めるのが一般的、味は塩やオイスターソース、ひゆなは軟らかいのでおひたし、汁の実、炒めるとちょっととろみが出ておいしい。「ひゆなは栄養あるん?」と尋ねられ、「んーと、まあそこそこあると思うけど、緑の濃い野菜に比べたら、なんとなくなさそうですねー、どうだろ……」。不勉強……。

「夏野菜の朝市」、という設定なので昼に撤収。
五日市そのものは夕方までやっているので、空き店舗前の出店もなるべく遅くまであけておいてください、というのが主催者側の要望なのだが、この季節は野菜の鮮度もあり、また畑しごとの都合もありで、冬春よりも早い閉店とさせていただいた。



戻って遅昼のあと、午後はトマトの支柱補強。
台風が来る前にと思っていたのだが、このところ急速に背丈が伸び、また、今年の梅雨は午前中に降ったあと午後はすぐに快晴・高温となって強い風が吹くことが多く、突き刺しただけの支柱が傾きがちだったので、手遅れになる前に木の杭を打ち、横に渡した支柱と元の縦の支柱を結わえて固定。しかし意外と時間がかかり途中終了、とりあえず傾きかけているところを突き刺し直し、あわせて成長著しい株の誘引・固定もしておく。

降っては晴れ、晴れては降りで、畑の緑は濃くなるばかり。
「あのときトラクタを入れる時間があれば」というスペースが随所にある。明日も予報どおり夕方まで降らなければ、最後にトラクタであちこち走り回る予定。
コメント
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