38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

ラジオを胸に、草とり。

2007年07月17日 | 農と暮らしの日記
さつま芋の草が伸びてきたので、除草開始。
6月の末に一度、畝間には管理機を通してあったのだけれど、畝の肩の部分や株まわりの草はそのときまだ、さほど目立たなかったので、「また今度」と思っていたら、その後の雨と晴れの繰り返しのなかで……。

写真の真ん中、畝間2つぶんが除草の終わったところ。
左右はまだ。説明しなくても、一目瞭然ですが。こう見えても、芋の蔓(つる)はしっかり伸びていて、畝間にも根をおろし始めているので、それをブチブチっと引き剥がすようにして蔓を左右の畝の上に揚げ、左の畝の右半分と、右の畝の左半分、つまり、畝間の「V字」の斜面の草を鎌で刈る。畝の底の部分にはほとんど草はない。あと5~6時間あれば、すべて終わりそう。



今朝は5時過ぎから収穫。
順序をそのまま書くと、幼稚園近くの畑で、茄子、ピーマン、大玉トマト。小学校の隣の畑に移り、万願寺とうがらし、ピーマン追加、胡瓜、ゴーヤ、オクラ、ひゆな、空芯菜、モロヘイヤ。1時間ちょっとで帰宅、朝食。

調製・荷造りして市街に出かける。
個人の野菜セット(自宅、職場)、スーパーとまわり、ついでの用事も済ませて10時半帰宅、宅急便で送る野菜セットを仕上げてから、最後の茄子の草刈り。ここは麦藁を敷く暇がなく、どうもこのところ茄子の実がついているんだかどうだかわからないくらいに草が出てきたので、釜で刈り、そのまま畝の上にマルチ代わりに敷く(まあ、本当にマルチ代わりになるほどの草の量ではないのが救い?)。

午後、冒頭のさつま芋除草。
始めてすぐ、近くの農家の方が、西瓜を2切れ(けっこう大きい切り方!)くださった。持って帰って子どもに……と一瞬考えなくもなかったが、いい感じに冷えているので、これはここですぐかぶりつくのがベスト!と判断、一気に食べた、ごちそうさま。



除草中、胸ポケットには携帯ラジオ。
最初は高校野球の県大会。地方局のアナウンサーの実況のみで、解説者はなし。この地方大会の実況は若手NHKアナの”道場”といえるのかもしれない。いつの頃だったか、とにかく僕がまだ西条しか知らなかった頃の夏、そのときはたしかテレビ中継だったが(準決勝とか決勝だったのだろう)、NHKらしくないというか、とぼけたギャグのようなギャグじゃないような言葉を織り交ぜつつ実況していた「山本さん」という人がいた。いつの間にかこの人は「サッカーの山本アナ」になっていた。

野球が終わり、大相撲名古屋場所になった。
こちらはベテラン・アナウンサーの実況に親方の解説付きなので、聞いていて安心感がある。その大相撲、昨日まで全勝(9勝)は大関挑戦の地元出身・琴光喜と新横綱・白鵬で、その二人が千秋楽で直接対決!というわけだから聞き逃せない。まあ、しかし大興奮の愛知県体育館だった。実況アナもかなり感動してしまったようす。



そんな一日でしたが、今年もこっそりご報告。
”不惑”だそうです。もちろん、就農2年目、こんな言葉とはまったく無縁。また明日からも試行錯誤の毎日の予定。
コメント
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