38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

TPP交渉、参加表明。

2013年03月15日 | 農と暮らしの日記
トンネルのリーフレタス&ほうれん草が少し大きくなってきた。
1月下旬に播種、2月下旬に定植、それから3週間弱でこの通り。
今日は株間と条間を手で中耕・除草した。



金曜、ほぼ終日の晴天。
昨日未明までの雨はたっぷり降ったはずだけれど、畑はもう乾き始めている。

朝:6時過ぎからごはん。
9時前後にフジグラン西条に出荷(菜の花、プチ・ブロッコリィ、人参)。
配達1件。

午前:畑に出てあれこれのトンネルの裾を上げ、成長著しい蕪はトンネルの支柱を差し直して空間を広げた。
収穫して昼前に帰宅、調製・荷造り。

午後:茄子の移植を今日もまた少し。
15時半頃に畑に行き、トンネルを閉めて歩きながら、上記のレタス&ほうれん草の中耕・除草も。

夕方:17時頃から明朝出荷分の収穫、人参、里芋、菜の花、プチ・ブロッコリィなど。
18時半頃に帰宅。



安倍首相がTPP交渉参加表明の記者会見。
ついに動き出した。「TPP反対」で票を集めたはずの自民党には民主党のような党内分裂もなく、与党に呼び戻した国民の間にも大きな反対の声もなく、なんとも不思議な感じだが、これが現実というものなのだろう。

「ラストチャンス」、なのだそうだ。
日本にはもはや、これほどまでに選択の余地というものがなかったのか。いいことづくめではないこと、あるいはマイナス面のほうが大きいこと、それがわかってはいても、「より、まし」な選択をするのが「大人」だということだろうか。

農業への打撃が言われているが、困るのは農家より消費者だと思う。
農家は儲からなくても自分で食べるものは自分で作る。これからは「付加価値のある農産物」の時代だそうだけど。
僕は自分が食べる野菜は普通のでいい。
コメント
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