38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

草刈り、畑にお客さん。

2012年06月26日 | 農と暮らしの日記
茄子の整枝と支柱立てをようやく。
だけれど、もうひとつの畑のはまだで、今週中には雨の日にでもやっつけてしまわなければ。

写真中央の1列は、この写真撮影後に整枝して支柱を立てた。
茄子っぽくない樹の姿で、これは白長茄子。この畑は一般的な長卵形のが2列、長茄子が2列、この白長茄子が1列、そしてもう1列は頂きものの種を播いたイタリア系の「ぼて茄子」。

このところ雨続きで日照が少ないせいか、茄子の生育が鈍い。
そろそろこの辺りでどんどん採れ始めてくれないと、春の豆類や葉ものの終わった野菜セットが寂しくてしょうがない。小さい大根や小さいキャベツでなんとかしのいでいるけれど、さすがに7月に入るとそうもいかなくなってくる。
お天道さま、ぼちぼちお願いします。



火曜、曇り、一時晴れ、一時小雨。
朝:5時過ぎからスーパー出荷の荷作り、6時頃からごはん。

午前:7時半前後に畑に出て収穫、戻って荷作り。
9時半前に配達分が仕上がって、久しぶりに僕が地元・飯岡~新居浜方面に配達。11時頃に飯岡に戻り、そのまま小学校へ。

11時半過ぎ、「自然の家」から真たち5年生が帰校。
運動場で解散式があり、班長の真もひとこと挨拶。2泊3日、連日の雨だったけれど、校長先生から、「雨だからこそ、学んだことがたくさんありました」というお話。その通りだと思う。雨だから「お天気が悪い」というのは大人の発想で、とくに真なんかは雨の野山は宝の山という感じだと思う。

先生方には大変お世話になり、ありがとうございました。
石鎚ふれあいの里のスタッフのみなさんにも御礼申し上げます。こんな素敵な空間が近くにあって西条の子どもたちは幸せです。



午後:畑で畦草刈り、そして上の写真の茄子の畑の草刈り。
畝間の草が茄子そのものの背丈より大きくなってきたので、刈り払い機で刈って畝の上に寄せる感じで。

15時過ぎ、畑のお客さん来訪。
東京での会社員時代(それと重なる神奈川・三浦半島在住の時代)からのお付き合いで、いまも野菜をお届けしている写真家のMさんとそのお仲間の3人組、今回は今治での雑誌取材ということで愛媛に来られて、その道中に寄ってくださった。

今治取材についてはまた後日。
僕も一緒についていきたかったです。ビールとごはん持参で。
バリィさんには会えただろうか。

16時過ぎに畑に戻り、冒頭の茄子の支柱立て。
19時過ぎに完了し、隣の小学校に真のバレーボールのお迎え。20時前に帰宅、晩ごはん。



衆議院で、与党と自民・公明の合意による消費税法案が可決。
民主党からは予定通り身内からの「造反」が出て、これに自公が「せっかく協力したのに混乱の謝罪がなければ参院では審議拒否」だとか言っているらしい。そんなの承知のうえで3党合意したのに大人げない、という印象だ。
が、「大人げ」を求めるほうが無理な状況なのだろう。

それにしても、「党」というのは厄介なものだ。
何事にもよい面とそうでない面とがある。同じ党でも一人ひとりの意見は異なるのが当たり前。でないと逆に怖い。「党所属の国会議員」である前に、「選挙で国民に選ばれた一国会議員」であるはずだ。
だけれど、そこをなんとか丸くおさめ、党の力で物事を動かさなければならないのも現実だ。

僕がもし民主党の国会議員だったとしても(すごい飛躍)、大いに混乱する。
消費増税には賛成(先にやらなければならないことがあっても、こっちをやらなくてよい理由にはならない)、TPPは反対(意味がわかっている国民が少なすぎる)、原発再稼働も反対(現実的な人間なので)。国会議員定数削減も反対(民意反映のコストは払わねば)。
猛暑にも豪雨にも反対(体がしんどいので)。

<本日の野菜セット>例
新じゃが、玉葱・赤玉葱、小さい大根、人参、小さいキャベツ、茄子、ピーマンまたは唐辛子(万願寺か伏見甘長)、ズッキーニ。
セットによって他に、胡瓜。
コメント
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