38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

まずまずの雨、水当番。

2012年06月05日 | 農と暮らしの日記
チマ・サンチュ、別名かきチシャ。
出荷ノートをめくってみると、5月8日にスーパーの地産地消コーナーに出したのが今期の最初。ということはほぼひと月になる。外葉から順にかきとって収穫するタイプのリーフレタスで、だいたい毎日1株から1枚ずつ、約30m1列に植わっている約100株をひと通り採って約100枚、赤葉種と青葉種で計200枚、約20パック(1パック98円)を作るから、だとすればこのひと月で1株あたり30枚近く収穫している計算になる。
いや、そんなには採ってない気がする。

それでも、1株20枚は採っているのかも。
普通のリーフレタス、つまり緑のグリーンリーフや赤のサニーレタスなら株ごと収穫して1個が150gから250gくらいで、単価は800円/kgだから120~200円になる。一方このサンチュは上のような計算なら1株あたりすでに200円は超えている。この先まだ採れるとすればこちらのほうが「儲かる」野菜になるわけだけれど、いやいや、そこには収穫・出荷の手間が勘案されていない。株もとにざくっと1回鎌を入れれば済む株採りのリーフレタスに比べれば、1枚1枚収穫するチマ・サンチュはかなり面倒だ。

これからまだ半月やひと月でも採り続けられるならサンチュに分がありそうだけど。
いまのところ、どっちが得とも言えない。



火曜、予報は曇りでところにより雨、実際は夕方まで小雨が降ったりやんだり。
久しぶりに畑の土がそれらしい潤いのある色になった。さつま芋もこれで自然に活着してくれそう。

朝:6時前から荷造り、そしてごはん。
8時過ぎに市街に出て保育園納品、スーパー出荷。

午前:9時半から10時半頃まで収穫。
戻ってセット荷造り。12時前に家を出て、水利組合の水当番。通常は朝か夕方なのだけれど、6月5日だけは正午ということになっている。田んぼの面積配分でひと夏に1回だけ回ってくるうちの当番が、だいたい毎年ちょうどこの日に当たる。
戻って13時頃から昼ごはん。

午後:薫が新居浜方面の配達。
僕は残りのセットの伝票書いて、作業場を片付けて、明日出荷分の一部を収穫。

夕方:相変わらず雨模様なので、作業場で使っている折りたたみの作業台を修理。
もう20年以上も前にひとり暮らしの4畳半のアパートで使うために買ったもので、天板が外れてしまったので気分一新で新しい板を買ってきて付け替え。

<本日の野菜セット>例
新じゃが(キタアカリ)、新玉葱、大根または蕪、キャベツ、小さいレタス、サンチュ、小松菜、ズッキーニ。
セットによっては他に、チンゲン菜。
コメント
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