38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

今年も奇跡、田植え終了。

2012年06月17日 | 農と暮らしの日記
本日、昼前から夕方までで田植え終了。
いくら手植えだといっても7畝ほどだから1日で終わって何も不思議はないのだけれど、野菜セットのお客さんなどにお手伝いをお願いして、しかも梅雨の時期だから大雨なら中止せざるをえず、その中で今年もあっという間に植え終わり、本当にありがたい限り。



日曜、明け方まで雨、午前中は曇り、午後は時々晴れ。
薫は昨日から急用で大阪に帰っていて不在。昨日に予定されていた田植えは雨でとりあえず延期となっており、今日は天気次第で。

朝:5時過ぎから昨日に続いてうどんに加工してもらうための小麦の選別。
8時頃から朝ごはん。渚が粉吹き芋を作ってくれて、あとは冷蔵庫の納豆、じゃこ天、梅干しなどで簡単に。

真は午前中のみバレーボールの練習、渚は午後のみ部活動でバレーボール。

午前:9時前後に畑に出て出荷用野菜の収穫少し。
昨日に続いて兄が来訪、2時間ほどまた小麦の選別を手伝ってもらう。11時頃に完了し、宅配便で製麺屋さんに送る荷作り、手配。

11時過ぎから、とりあえず兄と二人で田植え。
僕が八角ころがしで植える位置の印をつけ、兄が植えていく。水が完全にひけてないから、水没して見えないところは僕が「心の目」も駆使しつつガイド的に植えていく。

13時、とりあえず全体の半分ほどを植えたところで、午前の部を終えて昼ごはん。
ご近所Kさん一家が来訪、庭先でお弁当、午後は田植えに合流してくださる。兄の援農はここまで。

午後:14時半頃から、Kさん一家(大人2人、子ども2人)がわき目もふらずどんどん植える。
僕も八角ころがしで印をつけたり見えにくいところを植えたり。16時半頃に全体の8割ほどが終わり、Kさん一家も撤収、そのあと2時間ほどかけて残りを僕ひとりで植える。

夕方:18時半頃に植える作業は終了。
Oさんに育苗管理してもらったポット苗は結局、計20枚弱を使用。水を入れながら例年同様に抑草用の米糠を流し込む。今年は3袋。苗ポットや八角ころがし、そのほかの道具類などを片付け、畑に明日出荷分の一部収穫に行って戻り、薫も大阪から戻ってきていて、20時前から家族4人で晩ごはん。



それにしても、今年も田植えは案ずるより産むが易しの奇跡的な展開で完了。
週間予報が雨続きだから今日の「雨なし」は予期せぬ好天で、しかも援農のみなさん(兄とKさん一家)が同時ではなく午前と午後に分かれてきてくれたから、水はけが悪く一気には植えられない状況にぴったりはまり、誰もが誰かの作業を待つことなく、効率的に動くことができたことが大きい。これも計画したことではなくたまたまだから、本当に「ついている」としかいえない。
逆に、もしこういう「人員シフト」でなければ大いに胃が痛んだところ。



周辺もこの週末が田植えの最盛期だったようだ。
もう本当にこの地域じゅうが「水郷」の風景になる。日本はこんなに「水の国」だったのかと、毎年のことながらこの時期の風景は感動的だ。そして、蛙の大合唱
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蛙3兄弟、雨やどり。

2012年06月17日 | 西条の風景
蛙のくせに、雨やどりか。
というか、雨、降ってないし。本日の田植え後、地下水ポンプの電源スイッチの風景。
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