38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

貴重な晴れ。芋掘り、耕耘。

2012年06月23日 | 農と暮らしの日記
ズッキーニが、おそらく最盛期を迎えている。
右の2キャリーが先に植えた畑2か所、左の2キャリーは次に植えた1か所のもので、これらの収穫期がいまちょうど重なっているから、毎日採れる量もたっぷり。夏本番の茄子やピーマン、胡瓜などがしっかり採れ始めるまでのこの時期、ズッキーニは毎年ほんとうにありがたい野菜だ。
ゆうき生協にも出荷中です。



土曜、曇り時々晴れ。
朝:6時頃からスーパー出荷の荷作り。
7時頃からみんなでごはん、真はバレーボール、渚は試験準備期間に入って部活動は休み。

午前:9時に菜園見学Tさんが畑に来訪、30分ほどご案内。
定年退職で西条に戻ってこられ、お子さんたちの家に届ける野菜を有機栽培で作りたいということで。こんなふうに西条で有機の畑が増えていくことはとても素敵だ。西条は自身が農業に携わっていなくても、実家が農家だとか、おじいちゃん、おばあちゃんの田んぼがあるとかいう環境にある方が多く、気候も穏やかだから、地産地消、自給自足を志向すればその条件には恵まれている。

10時頃に野菜のお客さんYさんも来訪。
久しぶりに畑を見て頂きながら、あれこれ別の用事の情報交換などなど。Yさんはうちの畑のお隣、飯岡小学校にも人のつながりが多々あることがわかり、今後ますますいろいろとお世話になります。

春じゃが、男爵の収穫を2列。
今週2度の大雨で浸水してしまったから、収穫は早ければ早いほうがいい。やっとこさ、あと1列残すのみというところまで収穫して帰宅。

14時頃から、遅めの昼ごはん。

午後:うどん用の小麦の追加干しを今日も。
幸い、日差しが出たので軽トラの荷台やらあちこちに広げてかきまぜながら風を当てて乾かす。

夕方:17時頃から畑に出てトラクタでロータリ耕の作業。
さっき収穫したじゃが芋の跡や、今週の野菜セットで使い切ったキャベツの跡、それから急いで植えなければいけない空芯菜、つるむらさき、モロヘイヤ、青紫蘇のための畑の準備の耕耘作業を1時間ちょっと。

いったん戻って軽トラで再び畑へ。
ズッキーニの収穫、大きくなりすぎそうなものを50本ほど。

夜:19時からみんなで晩ごはん。
雨は明日の夜が明けてからの予報。朝起きて降っていなければ、今日準備した畑にあれこれを植える作業を「朝めし前」にやっつけてしまいたいところ。



今日の朝日新聞1面によると。
この夏が一昨年並みの猛暑になり(無茶苦茶に暑かったです……)、震災後の昨夏並みの節電をした(うちもがんばりました)、と仮定した場合、四国電力管内では7月に1%の電力不足、8月には余力が0.3%になるという。だから、計画停電を避けるためには、現在3基とも休止中の伊方原発についてはその再稼働が必要、という動きになっているらしい。

電気が1%「も」足りない、足りるけど0.3%「しか」余力がない。
だから原発は必要。二度とその地に住めなくなる危険があっても。周辺県や周辺国に何千年も賠償し続けるリスクがあっても。廃棄物の管理に10万年もかかっても。

僕たち、いつの間にそんな人間になっていたのか。



沖縄はきょう、慰霊の日。
コメント
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