38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

松田優作の、頃。

2009年03月26日 | 農と暮らしの日記
野菜セットに入り始めた「ぬき大根」。
晩冬どり大根の次に備えてある大根で、12月に播いて以来ずっとトンネルのなか。3粒ずつ播いて先日1本間引いて2本にし、それを1本立ちにするために小さいほうを抜いたのがこの「ぬき大根」。写真は新聞紙1ページ分なのでその大きさがわかると思うけれど、重さでいうと2本で0.5kgくらい。大根は150円/kgだが、この「ぬき大根」は300円にしている。



木曜、野菜セットは宅配便のみ。
朝:6時から荷造り、ごはん。市街出荷は今日は休み。
午前:野菜セットの仕上げ。温室の水やりのあと、じゃが芋をまた植える。今日は3種類で約900個。セットの不足ぶんの野菜をとって帰宅、昼ごはん。
午後:この春初めてのレタス類の定植。夕方、明朝出荷ぶんの収穫、19時戻り。
夜:渚と真はバレーで、薫も今日はその当番。20時から晩ごはんはカレー。
食後に今日も夜鍋仕事で野菜セットづくり、23時半終了。

その夜鍋のときに聴いていたのはFMラジオのNHK。
このところ、サウンドストリートのアーカイブをやっていて、今日は1980年放送の烏丸せつこのときに松田優作がゲストで来たときの。なぜだか偶然だけど、昼に薫と松田優作とジョン・レノンのことをちょっと話していて、番組はジョンが亡くなった数日後の放送でその話題も出ていた。で、とにかくこのふたりのトークはすばらしかった。烏丸せつこって、こんなにきれいな日本語を話す人だったんだな。松田優作は、いわずもがなだけど、ため息が出る。上記のwebサイトで少し聴くことができます。



昼間、レタスを植えているときに……。
市内に住んでいる小学校からの同級生が訪ねてきてくれた。高校も一緒だったけど学科が違ったから、話をするのは20数年ぶり。松田優作がリアルに生きていた頃だ。彼の家は田んぼもあるけれど兼業で、だけれど農については前向きな思いを持っているようだ。おたがい40を越えて、これからの生き方なんかを考えてしまうわけで、とても畑での立ち話では終わらず、たぶん近々飲みながらってことになりそう。即行動で来てくれてありがとう。つないでくれたYさんもありがと、みんなで飲む?



<本日の野菜セット>例
人参、太葱、大根、ロメインレタスのB品、まんば・かつお菜、春ほうれん草の若どり、小松菜または体菜の若どり、春蕪のまびき菜、菜の花(小松菜、白菜)、など。
※まんば、かつお菜もトウ立ちしてきた。いよいよ冬の葉ものは終わり。
コメント (5)
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