38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

作業場も、整って。

2009年03月22日 | 農と暮らしの日記
トンネルの中で育っていた春播き一番手の蕪(かぶ)。
2~3cm見当で手播きしてあるので、だいたい1本おきにまびき、明日から「春かぶのまびき菜」として野菜セットに入れていく予定。他の野菜がかなり少なくなってきたので、こういう“新顔”は助かる。箱を開けたお客さんにもたぶん、ちょっと新鮮な風を感じてもらえる気がする。



引っ越しから一夜明けた日曜、3連休の最終日。
予報どおり未明から雨が降り、日中も降ったりあがったり。昨日の「晴れ」をあらためてありがたく感じる。

朝:6時から荷造り、ごはん、渚と真を市街の実家に連れて行く。
午前:9時すぎから、援農Sさんが昨日に続いて手伝いに来てくれ、今日は作業場の物置棚の設置。この棚、西条に来る前は家の中で書架兼オーディオ棚みたいな感じで使っていたのだが、どうも筋交いが弱く、前の西大道の家では使わずに放っておいたもの。それが今回の作業場にぴったりきそうなのでSさんに相談した結果、背面に合板を打ち付けて補強することになった。

が、しかし。
その合板をホームセンターで購入したところで、Sさんちの近所で火災発生、「消防団員S」となって緊急出動。作業は午後からとし、こちらは前倒しで明朝ぶんの収穫。雨模様だから早めにとっても鮮度の心配も少なくちょうどいい。

午後、棚設置と併行して作業場づくり、さらに野菜の荷造り。
引っ越しだろうが何だろうが、野菜セットを休むわけにいかない、出荷は通常どおりの藤田家族、家の中の片付けそっちのけで出荷態勢を整える“仕事人間”な僕である。その間にも薫は台所から内外の水回り、たんす、衣服関係とどんどん片づけを進めている。引っ越しだろうが何だろうが、宅配ピザとって温泉浴場行って……てわけにはいかない、暮らしは通常どおりの藤田家族、なのである。

夕方、棚も完成、渚と真を迎えにいく。
18時半から晩ごはん。実家からのお土産の巻き寿司と餃子、強力な取り合わせだが、子どもたちも大好き、僕も大好きだから、ありがたい限り。渚は、「餃子とごはんがあるのに醤油がないのと、餃子と醤油があるのにごはんがないのと、お父さんはどっちがいい?」と、なかなか難しい問いをぶつけてくる。みなさんはどちら?

食後は明朝出荷セットづくりの続き。
作業場は援農Sさんが照明をばっちりつけてくださっているから、夜鍋しごともはかどる、はかどる。22時半あがりで、パソコンのネット接続をようやく(昨日のブログは今日書いたもの)。明日からは本格的に通常どおりの毎日が始まる。
コメント
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