今、関学大と日大のアメリカンフットボ-ル試合での反則をめぐって
新聞、テレビでの評論がにぎわっている。
我々アメフトの素人から見れば、日大の対応の遅れから問題が深刻化していると思う。
悪質なタックルの後、すぐ謝罪しておればここまでこじれなかっただろう。
しかし日本のアメフトの歴史の中で、いろいろな葛藤があったのだろうと思う。
特に日大と関学は日本のアメフトの中で東西の雄であり、お互い負けられない相手として
戦ってきた長い歴史があるのだろう。
関学の監督コ-チは許せないプレ-だと憤っているが、お互いの今までの戦いの中で
今回ほど露骨ではないが、お互いに復讐、遺恨に近い思いを持つプレ-があったのではないか。
アメフトはアメリカで一番人気のスポ-ツであるが、
いまだに銃規制ができない、目には目、歯には歯、の国のスポ-ツなのです。
スポ-ツと言いながら、選手がゲ-ムの状況を見ながら判断するのではなく
監督、コ-チの指示で動く、将棋の駒なのだと思う。
指示通り動かなければ試合に出してもらえない。
4年間それに従わなければ就職の面倒も見てもらえない。
これも今はやりの、パワハラの一種といえる。
他の大学でも同じような状況なのではないだろうか。
こういう状況から鑑みて学生スポ-ツをいかに育てて行くか、日大だけを責めるのではなく、
アメフトというスポ-ツをどうするべきか、真摯に考える必要があると思う。
最後に、勇気をもって謝罪会見を開いた日大選手に立ち直る機会を与えてあげてほしいと
切望します。
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