さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

4月?/なら、一緒に?/もう要らない/2位と6位、のみならず

2023-02-01 06:08:56 | 話題あれこれ



月も変わり、いよいよ春先のいろんな話による盛り上がりも、佳境に入ることでありましょう。
そんなことで話題あれこれ。


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ボブ・アラム、井上尚弥には誰も勝てない、とコメント

フルトン戦の予想では、あちらの選手や関係者からもあれれこコメントが出て、注目度の高さが改めてわかりますが。
基本、関係のある方有利、という感じなんでしょうね。

いくつかの記事では、有名トレーナーがどう言ったとか、そんな書き方もありますが、別に完全中立で、その見解が自分の仕事の評価に関わる、という立場の人に話を聞いてるわけではない。
従って、現時点ではあまり意味がありません。
試合が正式に決まれば、そういう立場の人たちが何か言うことでしょうし、それを待ちましょうか、というところです。

ましてアラムですからまあ...しかしこの記事で気になるのは、試合の時期について、4月とコメントしたらしい、というところ。
単に勘違いか間違いか、それとも実際そうなのか。うーむ、と思うところです。


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こちらはどうも4月開催で間違いないらしい、寺地拳四朗vsジョナサン・ゴンサレスの一戦
BMBジム会長で、拳四朗の父君たる寺地永会長は、交渉にはタッチしていないようですね。
良くも悪くも、プロモートに関してはお任せ、という立ち位置がはっきりしています。

しかし、井上の試合も4月だとしたら、別々じゃなくて一緒にやる可能性もあるんでしょうか...ね?
もしそうなら、こちらとしては大変結構な話ではあるんですが...。


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清水聡の持っていたOPBFフェザー級王座が空位になったとのこと。
日刊は「剥奪」と表現していますが、報知は「空位になった」とだけ書いています

ま、実際どうかというのは、余り意味が無いですかね。
金子繁治や関光徳、矢尾板貞雄や村田英次郎の時代なら、日本ボクシング界を震撼させる、トンデモ級の大ニュースですが...はっきり言えば、WBCのランクが大して高くもない以上、持ってても仕方ない、ってことでもあるのでしょう。
まして、大興行のアンダーか何かで、狙うタイトルの世界ランクを上げられるような相手と「勝負」をする、という構想でもあるなら、なおのことです。

しかし...もしそういうのが何も無いとか、或いはいきなりどれかのタイトル挑戦を目論んでいる、とかいう話なら、うーん、という感じですね。
傍目には、今から直接、なんてありそうもないと見えますが、この世界、理解を超えた事態になることも、けっこうありますので...はてさて、どうなりますか。


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堤駿斗、日本フェザー級6位にランクイン
あ、まだ入ってなかったのね、と思った次第です。
デビュー戦でジョン・ジェミノに勝った時点で、入ってて当然かと思ってました。

日本ランキング全体を見渡すと、王座が空位だらけだったり、人数少ないなー、と思うクラスが目に付いたりと、良い気持ちにはなれない話が多いですが、フェザー級はこの堤、そしてアマ時代からのライバル松本圭佑が2位に上がったりと、一気に新進気鋭がのしてきた感じです。
「ミライモンスター」の番組で、堤駿斗の壁に何度も行く手を阻まれた松本圭佑が、先にタイトルに挑み、それをデビュー2戦で6位に上がった堤が猛追する。
なかなか劇的な展開が、想像以上に早く、現実のものとなっていますね。

そして、ここに岩佐亮佑がいて、佐川遼や森武蔵がいて、下町俊貴や前田稔輝のツダ勢もいる。
阿部麗也が世界戦線に進み、丸田陽七太はライト級に去りましたが、それでもやはりフェザー級、今後ますます楽しみなクラスです。
それぞれに立ち位置が違うのは事実ですが、それこそ先日発表されたバンタム級トーナメントのような企画があれば、充分面白いでしょうし、それがなくても、こだわりなく新旧、東西の対決を見せてもらいたいものですね。


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4 コメント

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Unknown (アラフォーファン)
2023-02-01 12:23:45
清水さん、WBCの13位ですか。これで世界戦準備といってもね。次チャレンジマッチでもやるんでしょうか。ただ清水さん、ノイナイに負けて眼窩底骨折した後、実力上げた事証する試合してないですよね。大丈夫でしょうか。
一見不恰好ながらパンチ強いですが、接近戦でもガード低い、避けるカンが良いとは言えない。ならばどうやって戦うのか。証明して欲しいですね。
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Unknown (Neo)
2023-02-01 12:39:40
井上選手,4月ですか,まだ身体が出来ていないから逆に面白くなると踏んだのかも知れませんね.
エリートファイターにまだ試されたことない説,サイズが違う説,接戦説,モンスターはモンスター説など皆言いたいこと言ってますが,盛り上がれば盛り上がる程主催者サイドは銭が儲かるわけで苦笑,ありがたや井上様,これだけは間違いのない真実ですね!
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Unknown (海の猫)
2023-02-01 14:06:14
ボブ・アラムの元の発言を見ると、TRは井上-フルトンの交渉に関わっておらず、話がまとまれば日本側から報告があると。ので、アラムの情報が古いだけの気もします。以前は3,4月という話もありましたし。

PBCも結構厳しい状況みたいですね。選手への支払いが遅れがちとか。フルトンが日本に来るのはそういった状況もあるのかもしれません。一時期のPBCではちょっと考えにくかった。そして、Showtimeは今年後半にParamount+に統合され、プログラムの見直しも図られるとか。ボクシングがどうなるかはまだ分かりません。PBCが崩壊し、米ボクシング市場が縮小しても困りますが、適度に弱体化しファイトマネーの適正化がなされると良いのですが。そうすれば囲い込みが緩み、実現するカードも増え、選手の活動も活発になる。良い方に考えればそうなりますが、悪い想像もいろいろ出来ますね。

予想に関しては、まあ日本の関係者もよほど絶望的でなければ、自国の王者が負けるとは言いませんし。オッズが出揃えば、実際の予想は見えてくるでしょうね。すでに出しているところでは、やはり井上有利でフルトンは3~4倍程度。井上が転級初戦であることを踏まえると、一般的な予想はこのくらいになるのでしょうね。この数字だと試合前にはもう少し縮まるかもしれません。
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コメントありがとうございます。 (さうぽん)
2023-02-01 19:36:55
>アラフォーファンさん

森武蔵戦が最近のハイライトでしょうね。それにしても世界挑戦というには遠い、と思えてなりませんが。お出かけならば、例えば英国で、ということはあり得るかもしれません。ランキングの「操作」が必要になりますけどね。仰るような「チャレンジマッチ」、やる意志があるのかどうか。井上尚弥で得た利益還元を、清水に対しても行うことは出来そうですが、本人の意志やコンディションが整っているのかどうかもわかりませんね。はてさて。


>Neoさん

まあ、アラムの言うことも、どの程度当てにして良いのか、よくわかりませんが。
試されたこと無い説、とやらに関しては、全試合つぶさに見てきた我々にとっては笑止千万、ちゃんと見てないんなら言うな、と思うのみですが、サイズの違いは気になるところですね。そりゃ普通なら、4階級目、井上の場合フライ飛ばしてるので最初からだと5階級上ということになるので、そろそろ壁に当たる頃合い、と見るのも分かる話です。普通なら、ですが...。
あと、スタイル的にも難儀かもしれません。その辺は決まればまた色々語られることでもありましょう。


>海の猫さん

ふうむ、全体はそういう話でしたか。なら「一緒」はなさそうですね。残念。
PBCで未払いですか。コロナに戦争、色々大変なのはどこも一緒なんですね。放映権の動勢については、ボクシングのみならずですが、いろんなスポーツに様々な資本が食いついて奪い合う、というのが世界の常識になっているようで、本当に大変でしょうね。普通に見られていたものがあっちに動き、こっちに変わり、ということがこれからもどんどん起こるのでしょう。その中でPBCも、姿形を変えていくのかもしれませんね。
予想は普通に考えたら井上有利だと思うんですが、ラスト数試合だけ見て言うてるんかな、と思うような意見が多いですね。例えばグラスゴーの衝撃を見て、まだそんなことが言えるのなら驚きですが。カール・フランプトンにいっぺん話聞いてこいよ、と思ったりもしますね。
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