さうぽんの拳闘見物日記

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拳闘見聞の日々。

もうひとつの「山」もカード変更 新星ジェシー・ロドリゲス、115ポンド級に参戦

2022-02-02 05:47:53 | 海外ボクシング



先日、ファン・フランシスコ・エストラーダvsローマン・ゴンサレスのラバーマッチが、エストラーダ欠場により、ロマゴンvsJCマルチネスに変更になったばかりですが、WBCが企図した115ポンド「トーナメント」のもうひとつの山も、同じくカード変更
シーサケット・ソールンビサイが欠場となり(コロナのせいではなく、他の病気、と?)、サウスポーの無敗ホープ、ジェシー・ロドリゲスが代わりに、カルロス・クアドラスと対戦するとのことです。



以前はトップランクのリングに上がっていて、昨年途中からマッチルームと契約したみたいですが、WOWOWやDAZNで数試合見た限り、これは相当な逸材ではないか、と見えます。
サウスポーのボクサーファイターですが、攻防ともにほれぼれするくらい、筋が良くてセンス抜群。
ガードが高くて、頭の位置も動く防御に、正確なワンツー、詰めの段ではサイドに出てから打ち込む攻撃も魅力的。
階級のこともありますが、あちらよりも日本で人気出そうな選手です。






ライトフライ級でWBA2位くらいまで上がっていた頃は、将来、階級最強王者の寺地拳四朗を攻略するのはこの選手かもしれない、と思っていました。
京口紘人にとっても、容易ならざる強敵だと。
帝拳の契約選手でもある、ということも加味して「差し向け」てくる状況になるか?については、何とも言えないところでしたが。

それが最近の試合ではフライ級に上げていて、若いから転級はやむなし、どう馴染んでくるか、と思ったらもう一階級上げるわけですね。
しかもいきなり元王者クアドラス戦。色々不確定要素のある話ではあります。

とりあえず直近のアレハンドロ・ブルゴス戦。フライ級に関しては、上々の好スタートと言える試合でした。






ただ、さらなる階級アップも問題無く乗り越えて、ベストパフォーマンスを披露するようだと、WBC115ポンド4強、加えて井岡、アンカハス、ニエテスらで構成される、この階級のトップシーンに一躍躍り出る、新星登場!という「絵」になりもするでしょう。
そういう鮮烈な試合を見ることになるのか、それとも...もう目前、日本時間6日のDAZNライブ配信、要チェックです。



ところで最近、値上げの件で話題を呼んでいるDAZNですが、ボクシングの放送予定はずらりと、3月まで5カードが並んでいますけど、肝心?のローマン・ゴンサレスvsフリオ・セサール・マルチネス戦だけが、何故か今のところ、表記ありませんね。
これはひょっとすると?と思っていますが、はてさて。まあ「どっち」にせよ、ライブで見られるよう、期待ですね。




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2 コメント

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Unknown (モノクマ)
2022-02-02 22:00:23
自分もジェシロドはライトフライ級最強候補の一人と思っていたのですが、最近の試合をしている階級を見る限り減量がキツそうとは思っていました
しかし、直前の急な階級アップは、いくら衰えが見えるクアドラスとはいえ心配です
ただ、クアドラスを難なく下すようだと階級下からベテラン王者を倒してスーパーフライ級に進出するという井上と似た構図ですし、プロスペクトから一気にトップ候補になりますね
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コメントありがとうございます。」 (さうぽん)
2022-02-04 12:16:56
>モノクマさん

直近の試合は例のWBA正規王者ベルムデス戦が変更になってのフライ級、ということだったのですが、試合ぶりを見ると、もうこのまま下には落とさず行く方が良いと思いました。同感でした。しかしまさかもう一階級アップとは意外でした。
ただ、このくらいの年齢の選手って、一段飛ばしでそのまま通じてしまったり、それこそ井上や、マルコ・アントニオ・バレラみたいに「大成」したり、という例もありはしますんで、どうなるかなと注目しています。
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