ボクシング・マスターさんのブログで見たのですが、88年に放送されたNHK特集「エディ・最後の挑戦 〜老トレーナーと19歳の世界チャンピオン〜」が明日、NHKのBSプレミアムで、午後6時10分から放送されるとのことです。
もちろん多くの方がご覧になった試合、そしてドキュメンタリーではありましょうが...と書いてみて、世代的にはそうでない方も沢山おられるかもしれない、と思い直しもします。
何しろ30年以上前のことなんですよね、もう。
若き世界チャンピオンと、老トレーナーが歩んだ、夢への挑戦。
その輝かしい日々、そして終幕のドラマ。
こんな話、フィクションでも描けるかな、と思うくらいです。
何しろ明日放送、急な話ですんで、取り急ぎ。
未見の方、おられましたら是非見ましょう!
しかしなあ、井岡弘樹殿、現役時代のをビデオやYouTubeで見たらカッコいいんですよね。今じゃお笑い…おっと、ジムの会長としても敏腕ですね。
つまり、晩年の井岡弘樹ですね。
井岡弘樹のトレーナーにサラス、井岡いわく「キャリア最高の状態に仕上がった」と。
試合は僅差で飯田の判定勝ちでしたが、それを不服とした井岡弘樹の兄の井岡一法が控え室で騒動を起こしたようです。
同じくグリーンツダジムの後輩だった徳山昌守が、グリーンツダジムから金沢ジムに移籍し、井岡弘樹と試合し、井岡弘樹をKOしました。
お知らせした甲斐があったというものです。トンブリフラム戦までに密着した、毎日放送制作のドキュメントもあって、それも「名作」でしたね。今見てもしみじみと見られます。
井岡弘樹会長、現役のときはそらもう、アイドルボクサーでしたからね。街を歩けば女の子がキャーキャー言うてました。今だと、違う意味で「キャー」と言われるかもしれませんが...。
>ポイズンさん
井岡弘樹とイスマエル・サラスの相性は、傍目には良いとは見えませんでした。井岡という独特のカラーを持つ選手の晩年において、指導は当然、難しいところもあったでしょうが、それを差し引いても。井岡本人はその前に組んでいたヘルマン・トーレスの指導に、非常に不満があったようで、サラスとの練習は充実感のあるものだった、と語ってもいましたが、試合において、良い方向性が打ち出せたとは見えなかったですね。
これはエディの半生を描いたもので井岡ー李戦は終盤だけでしたから、この特集はその李戦に向かってのドキュメントを詳細に取材してましたから両方を併せ見ると味わい深いものがありました。
少しだけ不満があるとすれば「ハートのラブで教えます」というセリフが使用されなかった事ぐらいですね。
「知ってるつもり」も良い内容でしたね。あれは畑中、デシマ戦の日に放送でしたか。
NHKはぎりぎりまで密着して、濃密なドキュメンタリーを作りましたね。なんだかんだ言いたいこともある対象ではありますが、最近でも田中亮明、恒成に密着した番組など、実に見応えがありました。