サウジアラビア娯楽庁、トルキ・アルシャイフのX投稿。
カネロ・アルバレスの試合について、関与する意志が無いことを表明しました。
Just wrapped up an important meeting now with my team, planning for the upcoming fights that we will make for 2024-2025. I decided to disregard the Canelo fight, as I don’t want it anymore. Instead, I will be focusing for the US market with bigger fights, especially for the…
— TURKI ALALSHIKH (@Turki_alalshikh) August 6, 2024
カネロの試合にはこれ以上求めるものがないので、無視すると決めた。
それに変わり、クロフォードのより大きな試合に注力する。
ジャロン・エニス、ヘイニー、シャクール、バージル・オルティス、アンダーソン、ベナビデス、セペダなどの試合を支援する。
ティム・チューについては、彼のチームとのコミュニケーションが不明瞭なため、再検討する。
今後は9月21日、ウェンブリーのリヤドシーズンカード(ジョシュアvsデュボア)、10月12日(ビボルvsベテルビエフ)、12月21日(ウシクvsフューリー再戦)、さらに来年最初の四半期に別のビッグカードを作る。
どうやら、サウジマネーがカネロvsクロフォード戦に投じられる、ということはなくなったようです。
他の情報を見てみないとわかりませんが、カネロはトルキ・アルシャイフが関与する試合には出たくないのでしょう。
大金積まれて望まない試合をするのは嫌だし、現状のように、やりたい相手を好きに選んでも、良い稼ぎにはなっているのだから、そちらを選択したのでしょうね。
カネロはまあ、そんなところで驚きも無いですが、クロフォードにしたら辛いところですね。
カネロ戦で大金を稼ぎたい、と臆面も無く言っていたわけで、それが無くなる。しかもアルシャイフが、他の大きなカードを組むと言っていますが、誰とやってもカネロ戦で見込んでいた条件が出るかというと、疑問ですね。
今回の試合はまだ見ていませんが、体格面で当然苦しいところが見えたという話ですし、まさかその上で、例えばセバスチャン・フンドラと組むのか、という。
こんなことなら、ベストのウェルターで、機嫌良くジャロン・エニスの挑戦を受けておいた方が、色々と納まりが良かったのではないか、と思いますね。
ひょっとすると154ポンドで、このカードが組まれる可能性があるかもですが、それがクロフォードに幸いするとも思えませんしね。
さらに、他の情報だと、カネロはベルランガ戦の次、日本で闘いたいとのことです。陣営がコメントしたのだとか。
しかし、日本のボクシングファン、さらに言うなら実際に高額のチケットを購入する層の中に、カネロが来日する、やったー、と喜んで会場に足を運ぶ人が、果たしてどの程度いるものやら。
仮に井上尚弥の防衛戦(ドヘニーを下せば、次はアフマダリエフ?)と抱き合わせ、ということなら、大観衆の前で試合も出来るでしょうが。
或いは村田諒太が現役で、彼と対戦するとなれば。
しかし村田が引退した今、仮に井上の興行にカネロのカードが入ると言われても、それは別にあってもなくても構わない、むしろ余計な負担がかかるなら邪魔。
私個人の思いはそういうところです。
これが往時のゴロフキンとか、本当に世界の王者として仰ぎ見る存在ならば別ですが、カネロみたいな奴に出しゃばられてもね、という。
あ、ひょっとしたら、ボクサーじゃ無い人とエキジビションをやる、という話なんですかね?
そういうことだったら「あっしには関わりのねえことでござんす」の一語で済みますが(笑)。はてさて。
クロフォードは今後どうするのでしょうね。Sウェルターは魅力的な選手が複数いますが、ビッグネームと呼べる存在はなく。適正階級ではないクロフォードにとっては、どの選手もハイリスク・ローリターン。マドリモフ戦では反応の衰えも感じられ、今のクロフォードにはフィジカルで勝るトップ選手は手に余るのでは。階級に身体を慣らす時間も残っておらず、スペンス戦がもっと早く実現していれば、とつくづく思います。
カネロは好きにすればいいと思いますが、年末に日本はさっぱり分かりませんね。可能性としては仰るような話が考えられますが、実現するとも思えず。
アラルシク氏は金の力で「夢の対戦」を次々と実現させたかったのでしょうが、今のところは双方が「やってもいい」試合に破格のファイトマネーを支払ってるだけですね。ボクシング界にとっては有難いことですが、PPV にしているということは無尽蔵に資金を使えるわけではないのでしょうし、見合うものを得られているとも思えず。何だかんだでこの方、無邪気なボクシングファンに思えますし、ボクシング界の魑魅魍魎たちの方が上手かもと思えてきました。
37歳になるし、そろそろ終わり近そうですね。
クロフォードをカネロに当てるというのは、クロフォードにしたら勝算度外視のお金目当てで、良いものとはとても言えませんでしたね。
カネロにしたら勝っても褒められないし、お金は他とやっても似たようなものだから、旨みがない。カネロはその後に誰を当てられるのかわからないし、自分に主導権がない試合はしたくない。言えばスケールの大きな井岡一翔ですね。
長官殿も、思うに任せぬことはあるわけです。これにさらなる大金を突っ込むほど馬鹿でもないし。決裂は当然の結果でした。
結局誰も、ボクシングをまともにやろうということ以上に、大事なことがあるわけですね。それはわかりますが、そればかりではなあ、という。
スペンス戦までのクロフォードには、気の毒に思う面もありはしますが、その後がいかんですね。即座にエニスとやっていれば、さらに声名が高まり、より強い立場にいられたはずです。しかし今の状況は、そうしなかったが故の苦しみと見えますね。
カネロの話はエディ・レイノソが何か言ったらしいですが、サウジに与しないと決めたカネロと陣営が、色々と打診しているうちのひとつなんでしょうかね。例えば本田会長がこの話に積極的に乗るものか、ちょっと想像付かないですけど。うーん。
長官殿と魑魅魍魎の闘い、表面上はともかくも、水面下では、或いはこの先の展開においては、色々と...利用するだけしておいて、離れるときが来たらそれはそれで、というか。それまでにどれだけ蜜を吸えるか吸えないか...簡単には白黒を言えないですが、仰る通り魑魅魍魎の皆さん、一筋縄ではいきませんからね。はてさて。
>R45ファンさん
上記しましたが、クロフォードにしたらカネロ戦はもう勝ち負けとかどうとかいう話じゃないんでしょうね。そんなこと関係ないんでしょう。引退試合というか、まあその試合自体が目的であって、勝つことではなくなってしまってますね。
154ポンドで今後、どういう活動をしていくものかですが、カネロ戦で得られると思っていた条件を得るには、サウジマネーがどれだけ大盤振る舞いをしてくれたとて、数試合やらないと駄目でしょう。どうなりますかね。