WBC「正規」王者ということになりますが、ホルヘ・リナレスがデビン・ヘイニーに挑戦決定。
5月29日、ベガスはマンダレイ・ベイとのこと。
ヘイニーは速いし巧く、若くて上昇期にある選手ですが、見た目同様老いを感じさせない大柄なパンチャー、リナレスから見れば、叩くならまだ今のうち、なのかもしれません。
この階級、「世界王者」はあくまでテオフィモ・ロペス一人で、ヘイニーやライアン・ガルシアとて「有力コンテンダー」と見るべきでしょうが、その一角を崩せば、当然のこと、その先に色んな話が広がることでしょうね。
先月のボクシングビートはリナレス特集が組まれていまして、色々と読みどころありな内容でしたが、インタビューで語っていたとおり、ジムで中谷正義らともスパーリングをしているようで、活況を呈す世界ライト級シーンの重要キャストのうち二人が、今、同じジムで練習していることになります。
考えたら凄い話やなあ、と思った次第ですが、中谷は中谷で、元王者ワシル・ロマチェンコ戦の話がありますし、今後が本当に楽しみです。
話は戻ってヘイニー、リナレス戦ですが、これも普通ならマッチルーム興行、すなわちDAZN配信ということになりますね。
WOWOWさん、この辺には手を出せないんだとしたら、いよいよ難しそうな。
「単発」で引っ張ってくる、ということが可能なら、そうすべきカードに対してはそうするんでしょうが、このカードは果たして...ですね。
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ところで今月から、WOWOW4Kチャンネルで、毎週月曜のエキサイトマッチが放送されるみたいです。
普通のいわゆる2Kと、どの程度画質が違うものか、よくわかりませんが。
そもそも4Kカメラで撮った素材でもないのでしょうし。
しかし、細かいことはともかく、ぱっと一見して「違う」とわかるなら、それは有り難い話ではあります。
サッカーなんかはけっこう差を感じますし、映画でも、アップコンバートしたものでさえ、やっぱり明るい画面になると、鮮やかさがはっきり目に見えます。
あと、井上尚弥が海外で試合するときの映像なんかは、保存版として諜報やなくて重宝するかもしれませんしね。
中谷は、アメリカで闘った二試合で、相手のレベルが上がっているからとはいえ、かなり打たれているところが心配ではあります。リナレスとのスパー、映像見たいと思いますが、ハンドスピードはいまだに相当なリナレスですから、苦しんでいるのかもしれませんね。ロマチェンコ戦、本当なら凄い話で、是非実現してほしいですが...。