昨夜はTV観戦でした。簡単に感想を。
まず、大晦日への思惑も秘めてのこととは思いますが、世界戦でもないのに当日中継はやはり有り難いことです。
この辺は常日頃クソカスに言っておりますが、TBSさんに感謝です。
井岡一翔の再起戦は、WBA14位でコロンビア王者(と、実況が言ってましたのでそれを鵜呑みにします)
パブロ・カリージョに判定勝ち。大まかに見て7-3くらいの内容だったと思います。
闘志もあり、意欲もあり、そこそこの力量を持つ相手に、積極的に攻めてクリアに打ち勝っていて、
フライ級での再出発としては、充分な出来と見える試合でした。
世界14位、という数字に関しては、そもそも「世界」どうこうというのは10位までの話で、と思っている
オールドタイプな私としてはどうでもいいのですが、まあ一応中南米のナショナル・チャンピオン相手に、
きちんと勝っているのだから、一定の水準を超えた技量を示した、とは言えるでしょう。
しかし、すぐ次戦、たぶん年末、大晦日にフライ級の世界タイトルどれかに挑むという前提を持ち出されると、
さてどないなものか、という話でもあります。カリージョの体格からすれば、WBA「正規」が狙いだったのだろうと
容易に推察はでき、またそんな噂を小耳に挟んだりもしていましたが、ファン・カルロス・レベコが来月中頃、
アルゼンチンに暫定王者ヨードモンコンを招聘して防衛戦(統一戦)を行うらしく、日程的にちょっと厳しいかなと。
そういうことで報道されているように、アムナットと再戦する可能性も出ているようです。
そうなると、今回の試合では試されることのなかった、長身選手との距離の差をいかに克服するかという課題が
井岡一翔の前に再び提示されることになりそうですね。
ショートの距離で打ち勝って、時に打たれることもあるが、出入りして外して、という形で、
至近距離と中間距離を行き来する攻防の中で先手をとってショートで打ち勝つ、という展開で闘える相手ならば、
井岡一翔はTBSが喧伝するような伝説云々という「トンデモ」とはまったく別物ではあっても、
フライ級の世界ランカーとしては平均か、やや上の水準の強さは充分持っている、と言えます。
しかし高い確率で王座奪取を果たしうる確固たる力があるかというと、まだそこまでではない。
昨夜の試合は、そういう井岡一翔の現状が、わかりやすく見えたような感じでした。
宮崎亮の再起戦は、実況解説が一生懸命相手のインドネシア人選手を持ち上げるのに苦笑しつつ見ておりました。
宮崎は色んな意味で、実戦の感覚を確かめるように闘っている風でしたし、良いときに比べれば
攻防共に「ブツ切り」で、まだまだ試運転の段階に見えました。
KO勝ちはまあ、当然の結果でしょうが、すぐ次に何か大きな勝負を、という段階ではないと思います。
彼が以前見せていた一瞬のひらめき、切れ味の鋭さを取り戻してから勝負に出る、という冷静さが
陣営には求められるような気がしますが。
===================================================
リクエストありました動画を紹介しておきます(^^)
次の展開に注目ですね。
日本開催で井上ならまずアムナットには負けないでしょうし、
アムナットを通じて井岡と井上との差を衆目に晒す事も大橋会長の狙いでしょう。ライトフライ級に下げる八重樫には井上が返上する王座が狙いやすいでしょうし、食えない人ですね笑
ただ手も足も出なかった井岡がオファーを出しているのに、井上に試合を持ってこれるかというのが一番の問題でしょうが
肝心の試合は、正直期待外れというか。井岡はガチャガチャ振り回す相手を捌き切れない場面が目について、
この出来で本気で世界獲るつもりなのかと。少なくとも「興味がある」と言っているロマゴンやエストラーダとは闘うレベルになく
理由を付けてスーパーフライ級に逃げるんじゃないかと思いました。(あの骨格で穴階級のスーパーフライでも王座に付けるのかは分かりませんが)
宮崎は、、、。あの相手と戦う事に意味があったのか、というくらいです
TBS,放送するのはいいんですが、録画なのにCM挟み過ぎで
フジの録画放送は売出し中ってこともあるんだろうけど、優秀だなぁと思いました
フジテレビでは試合前試合後も映した八重樫対ロマゴンの完全版が放送されるようですね。(まさか関東だけじゃないだろうなおい)
フジもフジで試合の途中で結果のテロップが流れてしまったとクレームが来たようですが、
真剣に攻防に見入っていたので本放送中はまったく気が付かず、
なんとなく、あの試合見ながらテロップ気にする暇あったのかよ、と逆にクレームを言いたいくらいでした
とりあえずと言ったところですが両選手、再起戦としては合格点の内容でしょう。
井岡選手は新しいスタイルを試し、宮崎選手は試合を噛み締めていました。
公には出ていないですが、大晦日ひ世界戦はありません。それだけは言えます。
両選手ともまだまだこれから。頑張ってほしいです。
セミのマルコム×大塚も見応えがありましたがやはりマルコムのうまさが際立ち3-0。
またせやねんなど動画お待ちしています
井岡君はレベコとの逃亡者合戦以外、厳しいでしょう。技術はありますがスピードもパワーも並より少し上。体格も並。戦い方も意外性ない。以前までと違ってフライ級では一つ武器がないとアムナットと再戦しても同じだと思います。
いしさん、大みそかに世界戦じゃないというのは2人ともですか?
まあ確かに現在ノーランクの宮崎の亮ちゃんが、昨日のインドネシアの人に勝っただけで、たった3か月後にいきなり世界戦ってのもどーなん?
って感じですが。
井岡の翔ちゃんも昨日の出来では…
正直アムさん戦より、もっとスタイルが縮こまって単調な感じで、同じく次で世界戦ってのもあんま勝算が…
とは思いますが、大みそかの大枠に二人してノンタイトルってわけにもいかないんでしょうなあ(辛笑)
…やっぱテレビがついて、それが試合スケジュールの中心になっちゃうとキッツイですね。
選手のコンデイションやら安全性よりも、どうしてもそっちのお金が優先になっちゃうし。
…フジも12月に試合と言ってるけど、テレビ枠のためにあの激戦後の八重樫をたった3ヶ月で、ダイレクトにL・フライで世界戦なんて無茶な事はやんないでほしいもんですが(不安)
井上の次がいきなりアムナット挑戦になるのなら、期待するのは場所がどこであれ、内容と結果が伴った快勝ですが、ちょっと難しい相手でもあるでしょうね。先のアローヨ戦を見れば、井上なら一気に攻め落として勝つという想像もしてしまいますが、井上の体調面に不安を感じること、フライ級での実戦経験がないままいきなりというのはどうか、という不安もあります。
井岡の現状は全部試合に出ていたと思います。ゴンサレスやエストラーダと闘えば、部分的に健闘して、良い試合をするかも知れませんが、結果については厳しいかなと思います。まずそういう選択をしないとは思いますが。
スーパーフライ級は正直、日本人王者が多すぎますね。玉石混淆、というのが実際のところですが、正直「世界」の説得力を感じない王者もいます。
八重樫vsゴンサレス戦の放送は関西ではないようです。そのうちCSフジでやるかもしれませんが。
>いしさん
井岡、宮崎ともに、再起戦と一口に言っても意味会いは違ったわけですが、それぞれに持つ「意味」が見られたと思い、同感です。ツニャカオはしかし、なかなか歳を取りませんね。京都で観た試合は調整期間が短かったせい?か、終始受け身になりっぱなしで心配でしたが。
大晦日の日程はなくなったのですか。即世界戦ではなくなったのなら、それはボクサー井岡にとっては良い話だと思えますが、どうなのでしょうね。
井上の次が12月にも、という話があるそうですが、今年の年末はそちらに注目ですかね。
>R35ファンさん
宮崎の問題はライトフライに落としたときに、今回並のコンディションを維持出来るかどうか、なんですよね。フライ級に上げた方が良いと思うんですけども。
井岡の現状は、フライ級に上げて間もない選手としては、まずまず良い状態であると言えるでしょう。ただ、今すぐ誰かタイトルホルダーを攻略出来るかどうかというと、難しいと見えますね。今、試合で見せている型だけでは苦しい、というのに同感です。
>宇弓さん
井岡の方はまだしも、宮崎に関しては、再起して次が世界、という状況にはなく、マッチメイク自体も同様だと思いますね。そういう次戦の構想自体、荒唐無稽に感じます。
八重樫の再起表明には少々驚きましたが、そんなに早期に次、ということなどあり得るんでしょうかね。来春ならわからなくもないですが。
大晦日の世界戦は、無理なく組まれる試合があるなら良い話ですけど、その日程のためにボクシングそのものがそっちのけになってしまう本末転倒は御免被りたいものです。井岡一翔のライトフライ級における無理矢理な戴冠の原因もそこにあったように思います。70年代後半に、主にTV朝日系列で放送された世界戦の中には、放送枠優先で組まれたミスマッチが数多くありました。程度問題で言えば今よりマシだとはいえ、選手の状態や意向を完全に無視した酷い話が横行していたものです。悪く回り出すとそれに似たことが繰り返されそうで、ちょっと怖いですね。
あと!西日本新人王の代表橋詰将義さんには注目していてください。
いまはボクシングから身を引いている天才ボクサー橋詰智明のいとこでボクシングセンスも度胸も満点です。
なんか、極秘情報連発ですけど、いいんでしょうか(^^;)
どうか、支障の無い範囲で。でもタレコミは大歓迎です。今後ともよろしく(^^)
せやねんはしばしお待ちください。短めでしたが取り上げられていましたが、明日、姫路にお出かけするのでちょっと忙しくしています。すみません。
橋詰という姓で井岡ジムですから、関係あるのかと思っていたらやはりそうでしたか。新人王戦は西軍代表決定戦には何とか行きたいですね。いとこの方については、姫路の強打者、内海俊忠との試合について、当ブログでも書いたことがあります。ブログ内検索をしてみてください。彼も良い選手でしたね。
急かしてしまいすみません。。
試合関係は一応削除しといてください(笑)
あくまでさうぽんさんに知っていただきたかったので。
お願いしま。