さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

迎撃から追撃、ズバリ/実質転級?/矢吹世界戦、空港敷地内で/今日は堺でも試合

2024-08-24 00:00:51 | 話題あれこれ


一昨日の試合、ABEMA配信の鈴木稔弘、渡邊海戦の感想です。
鈴木が出て、渡邊は単発ではなく連打で迎え撃ちという展開から、左フックか右クロスか、効いたパンチがあって鈴木が止まり、そこへ渡邊がコンビネーションを浴びせて追撃、最後は左フックでフィニッシュ。
倒れた鈴木を見てレフェリー、即座に試合を止める強烈なエンディング。担架で退場となった鈴木、大丈夫だったでしょうか。

試合としては「勝つ時の渡邊」の試合だった、というに尽きます。
初回早々、まだ疲れも打たれもしていない内の渡邊、そのカウンターと、追撃の鋭さは特筆すべきものです。
鈴木はもう少し見て立てば良かったのかも知れませんが、今となっては仕方ないことですね。

渡邊海、見事な勝利でホープ対決を制しました。
この良さがまともに出れば、国内のライバル、誰にとっても脅威でしょうね。
チャンピオンとなった今後は、それ以外にも色々と問われるところが出てくることでしょうが。



ところで一昨日のABEMAの実況は初めての人だったようですが、言葉のチョイスがいちいち馬鹿で、ちょっと酷かったです。悪ふざけかと思うくらいでした。
ABEMAは格闘技とかプロレスのような風味付けで、ボクシングを普段見ない層に寄せているつもりなのかもしれませんが、その狙いは本当に奏功しているんでしょうかね。さっぱりわかりません。

ABEMAの配信ではこないだも、近藤冬真の試合に「ドブネズミ」という言葉を使っていました。センスがない上に良識もない。救い難い、というレベルです。
ABEMAの上の方の人って、こういうの見て、何とも思わないんでしょうか。そんな馬鹿揃いだとも思えないんですが。まあ見てないんでしょうけどもね。


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で、今日はそのABEMAで、大阪吹田は大和アリーナから、あの会社の、毎度お馴染み長丁場配信です。
試合自体は見たいものもあれば、どうでもいいものもあるんですが、試合以外にも色々と盛り付けられるのが常でして、まあその辺は選別して見るとします。
何と言っても重岡優大再起戦ですね。相手もけっこう強いという話で、減量苦も心配でしたが、48.6キロ契約だそうで、ミニマム級プラス1キロ、ライトフライ級マイナス270370グラム、というところ。
早いところ、ライトフライ級に転じた方が良いと思っていましたが、実質転級初戦みたいなもの?ですかね。そうであってほしいですが。


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と、さらにABEMA繋がりですが、矢吹正道の世界戦も決まったようですね。
こちらはライトフライ級にとどまっての挑戦を決断しました。

会場は「愛知県国際展示場」。畑中清詞が世界獲った会場とは違うみたいやなあ...と思って調べたら、中部国際空港の敷地内にある、新しい展示場なんだとか。
またえらいところでボクシングをやるものですね。びっくりしました。
10月12日ということは、プライムボクシング10、2DAYSの前日。国内で3日連続世界戦です。いやはや。


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で、明日は堺市の方でも興行があります。日程被りですね。産業振興センターで、ハラダジムのFighting Beat Boxing興行。
BoxingRaiseで後日配信とのこと。
矢野翔斗vs浦嶋将之、日本ウェルター級7位と8位の対戦。
浦嶋は確かデビュー戦だったと思うんですが、リング上でコールされるのに合わせて「ヅラ」を取る、という大ネタを仕込んだものの、思ったほど話題にはならなかった選手ですが、実力でランカーになった、ゴツゴツ系のファイター。
地元の矢野にとっても、実力者との対戦ですから、勝てば大きな星になりますね。



コメント (2)
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