毎度の通り海外報道先行ですが、ファン・フランシスコ・エストラーダvsジェシー・ロドリゲス戦が決まったスーパーフライ級で、WBA王者井岡一翔と、IBF王者フェルナンド・マルチネス戦も実現する、という話が出ました。
Kazuto Ioka vs Fernando Martinez is reportedly now agreed in principle for a WBA & IBF super-flyweight world title unification fight in the first week of July in Japan. [According to @BoxingScene]
— Michael Benson (@MichaelBensonn) April 4, 2024
以前取り上げたアカウントの予想というか、内々の情報に基づいたものなのか知りませんが、ことごとく実現していきますね。
7月にも日本で、という方向のようです。
マルチネスは、ジェルウィン・アンカハスとの二試合と、ジェイド・ボルネア戦、計三試合しか見ていませんが、基本的にロングのパンチがなく、射程距離は中間からショートに固定されている選手。
つまり、井岡の苦手科目たる、遠目からのストレートパンチを打てる選手ではない。
一発強打、というのも、世界レベルとして抜きん出ているわけではない。
しかも見た試合ではボディブローでダメージを負って、止まる場面もあり。
井岡はおそらく、マルチネスのエネルギッシュなアタックを凌ぎ、ボディ攻撃からの攻略をイメージしていることでしょう。
言えば、相性的には良い部類の相手です。
しかし若さと馬力、時の勢いのようなものはやはり侮れないでしょう。
細かい話を全部押し流してしまうような、怒濤の攻勢で井岡を押しきってしまう可能性もあります。
基本的には、充分に勝算の立つ相手だ、と思いはしますが。
もっとも、まだ正式発表されたわけではないので、ああだこうだ言っても仕方ないかも知れません。
普通ならともかく、この御仁に関してだけは、色々と予想外の話が飛び出しますんで...。
しかし、ABEMAボクシングコンテンツ配信の軸足が、亀田の会社から志成ジムの方に移るのだとしたら、こういう特別な試合がその目玉として求められる、或いは組める、というのは、いかにもありそうな話です。
そう考えると、まず間違いない話かと思いますね。
あとはお布施...やなしに、PPVにするのだとしたらお値段の方が気になります。あまり無茶なことは仰らんように、と切に願うところで(笑)。
ところで今日はU-NEXTのダイナミックグローブ配信の日。
ダブルメインという感じですかね、飯村樹輝弥vs井上夕雅、中川健太vs大橋哲朗と、タイトルマッチが二つあります。
今日の試合につつがなく勝てば、ひょっとしたら中川健太の世界挑戦なんて話が聞こえてきたりするのかな、と思っていたんですが...行く先が変わったのかもしれませんね。
こちらもちょっと、気になるところです。