さうぽんの拳闘見物日記

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拳闘見聞の日々。

加納陸、WBO決定戦の相手はオラスクアガに 複数世界戦イベントでの開催か?

2024-04-05 00:01:37 | 関西ボクシング



海外でも噂になっていた、加納陸のWBOフライ級王座決定戦、相手はアンソニー・オラスクアガということで、両陣営が合意したと、WBOが発表しました。






何も知らんもので、少し前までは想像していなかったカードです。
オラスクアガは、拳四朗との激戦で名を売り、拳四朗に「キャリア最強の相手」と言わしめた新鋭で、ルディ・エルナンデス門下における中谷潤人の盟友であり、日本では帝拳のプロモートする試合に出ています。
今回、オールスター・ボクシングという会社と契約したそうですが、日本での活動は、今後とも変わらないでしょう。

オラスクアガ目線、という言い方をすると、今回は二度目の世界挑戦にして、有利の予想が立つ試合です。
しかも日本人相手とはいえ、帝拳主催のAmazonPrime配信興行で開催されるのだとしたら、日本での試合ながら、敵地どうこうという心配も不要。

また、加納に勝てば、日本にはWBA王者ユーリ阿久井政悟や、京口紘人や矢吹正道のようなスター選手がいて、その先の展望には事欠きません。
さらに、その先にはフライ級に上げてくるかもしれない、寺地拳四朗への雪辱をも見据えてもいるのでしょう。
オラスクアガの進むべき道は、ここに来て拓かれたように見えますね。


そういう相手に、苦戦の予想は免れない加納陸ではありますが、日本のファンにお馴染みの若い強敵相手になったのは幸いというか。
正直、上位ランカーでも日本に馴染みのない相手との試合だと、勝ち負けだ内容の良し悪しだ以前に、どう見ていいか難しい。
しかしオラスクアガなら、話がはっきりして良い、と思います。
日本のボクシングファンの間でも人気がある相手に、ここは意地の見せどころというか、見せる甲斐のある相手だと言えるでしょう。健闘を期待します。



試合の時期については、帝拳主催の複数世界戦に組み込まれ、AmazonPrime配信興行になるのだとしたら、5月に東京ドームの試合があって、すぐその翌月に、となるのか、ちょっと微妙な気もします。
少し空けて、7月くらい?
そうなると、一時、後楽園ホールでメインイベンターとして闘う予定と言われていた那須川天心の試合も、やっぱりそこにセットされるのでしょうか。
或いは他の試合も何かある?
5月6日の東京ドームが終わっても、まだまだ目を離せない闘いは続きそう、ですね。

コメント (2)
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