さうぽんの拳闘見物日記

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拳闘見聞の日々。

これは朗報か凶報か ゴンサレスvsノンチンガ対戦へ 拳四朗の次戦はしばし先?

2024-04-04 00:05:34 | 海外ボクシング


ライトフライ級ナンバーワンの地位を確立しながら、形式上の4団体統一はまだ達成していない寺地拳四朗にとり、朗報か凶報か?というニュース。
ライトフライ級WBO王者で、拳四朗との対戦話もあったジョナサン・ゴンサレスと、長身だけと打ち合い大好き、王座奪還なったばかりのIBF王者シベナチ・ノンチンガに、統一戦の話が持ち上がっているとのこと。




このBOXINGSCENEの記事によると、6月15日、ゴンサレスの地元プエルトリコ挙行で検討中、という話になっています。
ノンチンガにしてみれば、どのみち南アでの開催はないわけですから、誰相手でもお出かけになるのは同じですが...。


さて、この勝者が、WBA、WBCの二冠王、拳四朗と闘うとなれば、試合数が少なくて済むのはメリットです。
もう長年に渡り、108ポンドで闘い続けていて、キャリア終盤と勝手に言って良いのかはともかく、そろそろ一階級くらい上げる頃合いかもしれず。
この階級で闘うにしても、統一戦ならばやれるが、それもあと二つまでが限界か、と本人も仄めかしていたようですし。
それが一試合で済むなら...という。


しかし、病欠で拳四朗戦をキャンセルしたジョナサン・ゴンサレスとて、自らの商品価値を最大限に見積もる権利はあるわけで。
我々はWBOタイトルを持っていもの、仕方ない...拳四朗が4団体統一にこだわるならその相手として、日本に呼んでやってもいい、くらいに思って(しまって)います。
しかし、マッチルーム所属の、若きプエルトリコの星、一階級下のWBO王者オスカル・コラーゾが転級してきた場合の対戦相手、ターゲットとしての価値を高めるために、IBF王者ノンチンガと闘うという道に進み、それがビジネス面で、来日しての拳四朗戦と同等かそれ以上の好条件だったりしたら?
ノンチンガを下したあと、来日せずに、コラーゾとの新旧プエルトリカン・ダービーを闘う選択だって、当然あり得るわけ、ですね。


この統一戦が本当に決まるのか、それもまだわからないうちから心配しても仕方ないですが(笑)
ただ、現時点では、これが拳四朗にとって良い話かどうか、その内実はよくわかりません。
また、拳四朗にとり、これ以上108ポンドで闘わず、フライ級に上げる決断をした方が、結果的に良かった、となるかもしれません。

はてさて、どうなりますか。
とりあえず、直近の試合ではけっこう打たれましたから、しばし間隔を開けて、じっくり先行きを決めればいい、ということだけは確かですね。



コメント (2)
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