さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

勝者と敗者の今後 充分に報われるものとなるか

2022-03-22 15:37:19 | 関西ボクシング





寺地拳四朗、見事雪辱を果たしたわけですが、翌日の会見では、もう普通の試合はいい、という旨、コメントしたとのことです。
徳山昌守のように、川嶋勝重への雪辱を果たし、その後はバンタム級(長谷川穂積)挑戦を望んだパターンと、ちょっと似ているかもしれません。
問題は、そのような試合が実現するか否か。陣営の意志や能力、そして情勢に左右されるところではありますね。


個人的には、国内において、大手プロモーターの縛りや、好条件のオファーがないのだったら、海外進出の方が、その先に広がりのある話ではないか、と思います。
エルウィン・ソト陥落によって、または日本向けの話でいえば京口紘人の停滞などで、事情が変わった面はありましょうが、ライトフライ級王者が集結しているマッチルームとの契約など、あって良いのでは、と。


国内なら岩田翔吉戦の話も出ているようですが、現状「普通」の試合でしかないでしょう。
確かに大内淳雅との再戦における勝ちっぷりは見事で(大内は右足の腓骨を骨折したのだとか)、拳四朗とも良い試合をする可能性はある、とも思いますが。
現状、ありそうなのは、寺地永会長の言のとおり、夏頃に岩田戦、年末にまた、複数世界戦のひとつとしてビッグマッチ(以前流れたアルバラード戦のような)が組まれる、というところでしょうか。
おそらくそれが、あり得る中での最善、なのでしょうね。




対して、雪辱を許した前王者、矢吹正道の側からの記事も。
こちらの進退は今のところ保留ですが、王座を失った後、今後も闘い続けるための、前向きな話があるものかどうか。
ちょっと難しいのではないか、と思います。コンスタントに、良い条件の試合が闘えるような今後があるならば、と思いますが。
そうでなければ、きっぱり決断する、ということがあっても、驚くべきではないのかもしれません。
立場は違えど、こちらにも、充分に報われる今後があってほしい、と願います。




コメント (2)
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