さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
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拳闘見聞の日々。

もう後がない? 小國以載、3年ぶり再起戦で栗原慶太と対戦

2022-03-10 16:04:39 | 小國以載




小國以載、3年ぶりの再起戦が決定。5月20日、栗原慶太と後楽園ホールで。
2019年5月のスックプラサード戦以来、3年ぶりのリングとなります。


まず思うのは...というか、誰の思いも同じかもしれませんが、海外からの選手招聘が好きに出来ない現状とはいえ、格下相手に様子見、というのでなく、いきなりこの相手と組むのか、ということです。

それはつまり、言ってしまえば、小國本人及び、周辺の認識も、もう後がない、という表現に近いものがある、ということでしょう。
年齢やキャリア、そして負傷で大きな試合を流した、という表面に見える話のみならず、実際に闘った試合においても、時に重篤な負傷を抱えたまま闘っていたりとか、見えてこない話も全部含めて、今の小國が置かれた立場、状況はかなり厳しいものがあるのでは、と。
それ故に、ここでひとつ「勝負」をせねばならない。それも早急に。

元世界王者のベテランというイメージから遠く、若々しいイメージのある小國ですが、過去の似たような立場の選手同様、この手の試合で、その進退を問われることになりそうです。


一階級下とはいえ、見た感じ、一階級上げても違和感なく出来そうな強打の栗原慶太相手に、以前と同じく、遠くから相手のインサイドを正確に叩くボクシングを、高い精度で実現出来るものかどうか。
小國以載はキャリアの要所で、予想不利を覆して勝つ、ということを繰り返し(ロリ・ガスカ戦、芹江匡晋戦、グスマン戦など)てきた、軽視してはならない勝負強さを持つボクサーですが、それでもさすがに今回は...と心配になろうというものです。
その反面、それでもまた、すんなりと涼しい顔で勝っていたりするのかもしれない、と思ったりもしますが...はてさて、どうなりますやら。


何しろ楽しみな、というに止まらない、見逃せないカードが決まりました。

A-Sign興行とのことで、BoxingRaiseないしは、A-Signチャンネルでの配信は必ずあることでしょう。
ひょっとしたらG+の線も...と思いましたが、金曜日ですのでそれはないか。
いずれにせよ、ライブであることを願います。そうでないと、また色々と考えねばなりませんので(何をや)。





コメント (3)
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