直前に海外報道が出るパターンで、これは数日の内に正式発表になるだろうと思っていたら、もう次の日でした。
ということで昨日、ゲンナジー・ゴロフキンvs村田諒太戦、正式発表あり。
日本側の出場選手が揃って会見し、ゴロフキンもビデオメッセージを出したようです。
まあしかし、世界的スター選手を招いての、本当の世界的な試合というのは、そうそう簡単に実現出来るものではなくて当然、とは思いますが、このカードに関してはもう、紆余曲折を経て、なんて言い方では生易しいレベルです。
もちろん、コロナパンデミックなんて、誰も想像し得ないものではありますが、またそれにまつわる余計なあれこれも積み重なって...こちらの記事では、村田がその心情を、かなり切実な表現で語っています。
もちろん、長期にわたって試合が出来なかった背景には「それ以前」の理由もあるわけで、それは割り引いて聞かねばならないにせよ、それにしても、大変だったんだろうなあ、と思いもします。
まあ何しろ、やっと本当にやれるのですから、あとは両選手の健闘に期待します。
と、しかしここまで本当に長かったんで、いざ予想やなんやと書こうと思っても、ほとんどすでに過去記事で書いてしまってますね(笑)。
予想については、こちらのコメント欄でちょこっと触れています。
あと、Amazonプライムのライブ配信というのも、改めて画期的です。
こちらはDAZNのトレーラー動画。
ゴロフキン中心に作られているのはまあ、当然ですね。
で、試合時間については、井上尚弥の試合とは違い、何しろミドル級だし、ひょっとするとあちらのプライムタイムに合わせての昼間興行になる可能性も?と、ちょっと思っていましたが、帝拳ジムのHPなどを見ると、第一試合17時開始、とあります。
残念ながら、やはり、あちらではそこまでの注目カードではない、ということなんでしょう。
まあ、そこは結果で覆せる話ではありますが。本当に、勝てばそれこそカネロ戦に名乗り、という話になる可能性もありますし。
アンダーカードも楽しみですが、中谷潤人は山内涼太との対戦になりました。
こればかりは、メインだけでも色々大変なので、と思うしかないでしょうね。
まあ、前回の発表時に決まっていた選手とて、見るこちらからしたら、そんなに気を入れて見ないかん、という相手ではなかったですが。
近々転級も具体的になるでしょうし、本当の「勝負」どころは、この階級ではないのかもしれません。
山内涼太の試合は数試合見ていますが、上昇期の好選手で、記事にあるように、決定打を持つ選手でもあります。
されど...個人的には、この選手が次に「挑む」先は、中谷ではなくユーリ阿久井であるべきだったろうなあ、と。
まあ、ここから先は、誰の思うことも同じでしょうから、省きますが。
最後に、杉浦大介氏のTwitter。
日本でも情報再度解禁。ゲンナディ・ゴロフキン対村田諒太戦は4月9日、さいたまスーパーアリーナ。ここまでは一度辿り着いており、恐らくこれが最後のデッドライン。GGG(orカネロ)戦の実現は陣営にとっての悲願。兎に角これ以上もう何も起こらず、2人がリングに立てますようにと願わずにいられません https://t.co/a1PXEmMIUz
— Daisuke Sugiura 杉浦大介 (@daisukesugiura) March 3, 2022
これほどの大興行でありながら、会見発表から試合まで、ひと月少々。いかに際どいところだったか、容易に想像出来てしまいます。
このTweetには、心底から同感です。もう何ごともありませんように、と。
ということで、またしても遠いところに行かねばならんなあ、と(行くんかい)。
まあ、遠くまで足を運ぶから遠足というんでしょうが...なんだかんだ言って、楽しみな予定をひとつ立てられるわけで、それは幸福なことですね。